夫が知った「新事実」 猫の「見送りの違い」がパパとママで大違い!?

「ママのことは総出で見送る猫ちゃん達」パパは?

パパにはしないけれど、ママには「総出でお見送り」する猫ちゃんが、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@NEKOLAND13」さん。

当ポストには2024年4月5日時点で2万件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

猫ちゃん「早く帰って来て」な背中が切ない

「私の見送りは来ないのにママさんが仕事に行く時は総出で見送ってたんかい」

そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。

そこには3匹の猫ちゃんの姿が。奥には「ノーマン」くん、真ん中には「エマ」ちゃん、手前には「レイ」くんがいます。

猫ちゃんたちは、揃って「仕事に行くママさん」をお見送りしていた様子。3匹の背中からはどこか切なげな雰囲気が漂います。「早く帰って来てね……」といった具合でしょうか。

一方でパパさんが出社するときは、猫ちゃん達は見送りに来ないそうで……。総出のお見送りを目にしたパパさんも、思わずツッコミを入れてしまったようです。

しかし、パパさんの出社後は「寂しそう」にしていた猫ちゃん

家族のほほえましいエピソードは大勢の目に留まったようです。ポストには「パパさん最近なにかやらかしましたか……?笑」「みんなママのこと大好きなんですね」「猫『ママすぐ帰って来てニャン……』などのコメントが集まり賑わっています。

やっぱりパパさんが出かけるのも寂しい。

少々切ないお見送り姿ではありましたが、実は過去には「エマ」ちゃんが、パパさんの出社後に寂しそうに窓の外を覗いていたことも。ほんとうはみんな、パパさんのことも大好きのようですね。

返信欄でのコメントによると、最近では「窓辺からのお見送り」がなくなってしまったとのことで、またお見送りしてくれる日が来ることを願うばかりです……!

私の見送りは来ないのにママさんが仕事に行く時は総出で見送ってたんかい。 pic.twitter.com/1eFLo6q8OR

— ネコランド (@NEKOLAND13) April 4, 2024

ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている

【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む

  • 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
  • わからない:7.5%
  • 手術を受けていない:13.7%

【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041

  • 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
  • わからない:4.8%
  • 手術を受けていない:39.9%

調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。

不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差

続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。
日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。

  • <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
  • <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)

個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。

不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう

犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。

また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。
命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。

それぞれの個性に満ちた3ニャンズ

さて、投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

レイは大人しくて、よく部屋の片隅で眠っていますが、エマとノーマンを毛づくろいしてあげる一面もある優しいお兄ちゃんタイプです。

エマはイタズラ大好きで、家中走り回ったり物を落としたりとお転婆ですが、愛嬌もある子です。

ノーマンはまだ小さいながらもワンパクです。よくエマやレイにちょっかいを出して、追いかけっこをしていますが、甘えん坊な一面もあります。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

エマは、狭い所に潜り込んでわたし達を困らせたり、テレビの上に登ったりと、クセだらけですね(笑)。

ノーマンは、遊んで欲しいときにオモチャを咥えて持ってきたりと、遊び盛りなイメージですね。

――自慢のポイントは何ですか?

長毛の3ニャンをモフモフして、毎日癒されています(笑)。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @NEKOLAND13
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
  • 公益社団法人 日本獣医師会「小動物診療料金」

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