衆院東京15区補欠選挙に立候補 酒井 菜摘(さかい・なつみ)氏の経歴・政策まとめ

柿沢未途氏の辞職に伴う衆議院東京都第15区選出議員補欠選挙が4月16日告示、4月28日投開票の日程で実施されています。今回の衆院東京15区補選には届け出順に、NHKから国民を守る党新人の福永活也氏(43)、国民民主党と都民ファーストの会が推薦する無所属新人の乙武洋匡氏(48)、参政党新人の吉川里奈氏(36)、無所属元職の秋元司氏(52)、教育無償化を実現する会が推薦する日本維新の会新人の金澤結衣氏(33)、つばさの党新人の根本良輔氏(29)、立憲民主党新人の酒井菜摘氏(37)、日本保守党新人の飯山陽氏(48)、無所属新人の須藤元気氏(46)の9名が立候補しました。本記事では立憲民主党新人の酒井菜摘氏についてご紹介します。

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福岡県北九州市出身、自由ケ丘高等学校卒業。産婦人科・乳腺外科の看護師を経て、江東区議会議員を2期務める

酒井氏は1986年福岡県北九州市生まれ、自由ケ丘高等学校看護専攻科卒業。東京都西東京市の佐々総合病院産婦人科で勤務、中林病院助産師学院を卒業し助産師免許を取得しました。昭和大学江東豊洲病院の周産期センターに勤務し、産婦人科や乳腺外科の看護や妊婦・乳がん患者の相談を担当。2014年の子宮頸がん手術・抗がん剤治療を経て、不妊治療を受け2017年に出産しました。
2019年の江東区議会議員選挙で初当選、2023年に再選。2023年12月の江東区長選挙に立候補しましたが、次点で落選しました。

酒井氏が掲げる政策とは

酒井氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

1.まっとうな政治へ
利権やお金で動く政治から国民の声を受けて動く政治へ。信頼と寄りそいの政治を行います。

<政治資金規正法の改正>
○企業・団体献金の禁止
○政治資金パーティーの禁止
○政党が政党幹部などに支出する政策活動費の廃止
○政治家本人の罰則強化(連座制の導入)など

2.「こどもまんなか」
すべての子どもが、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指します。

○子ども施策の推進
○保育や教育の質の向上
○社会的養護の推進
○健康課題(近視/メンタル/やせ・肥満/デジタル依存)への対策
○子どもを性犯罪から守る施策の推進
○虐待防止策の推進と虐待により傷ついた心のケアの実施
○思春期の子どもが安心して過ごせる居場所づくり
○教育費や給食費の無償化
○教員の徹底した働き方改革
○ブラック校則の解消
○いじめ・不登校対策の充実

3.ベーシックサービスの拡充と社会保障制度改革
格差がますます広がる社会と決別し、誰もが安心できるようベーシックサービスを拡充します。順風な時も辛い時も、「日本に暮らせて良かった」と実感できる公助の整った社会を実現します。

<ワークライフバランスの推進と人への投資>
○働き方改革と働きやすい労働環境の整備
○学び直し・リスキリング支援
○同一価値労働同一賃金
○非正規雇用の処遇格差是正と望まぬ非正規雇用を正規化
○残業代の支払いを厳格化
○最低賃金1,500円

<医療>
○健康診断・がん検診の受診率向上&質の向上
○ユースヘルスケアの向上(学校医制度の拡充やユースクリニックへの支援)
○医療型レスパイト施設の増設
○介護保険が使えず制度の狭間にいる若年がん患者へ終末期の在宅療養費助成の創設

<子育て支援>
○ベーシックサービス(子育て、保育、教育、学童など)の質・量の充実
○デジタルネイティブな子育て世代へ率先してDXを推進
○「現代の家族」に合った異次元の少子化対策
○児童虐待防止対策の推進
○ひとり親支援

<女性のWell-being支援>
○DV防止法の推進
○母子保健・ネウボラの推進(妊娠中から訪問、両親学級の充実、産後ケアの普及&拡充)
○ジェンダー平等とSRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス&ライツ)の推進
○家事・育児・介護など、無償労働の負担の男女間の偏りを是正する取り組みの推進

<障害者>
医療的ケア・発達障害のある子どもと保護者への支援の強化
学校卒業後の居場所・就労支援 
地域で自立して暮らせる支援と施設の整備

<高齢者・介護>
○生きがいづくり
○認知症対策の推進
○介護予防・介護に関する施策の推進
○高齢者施設(特別養護老人ホームなど)の増設
○多死社会を見据えた政策(葬儀生前契約支援事業の創設など)
○地域包括ケアシステムの充実

<ケアラー支援>
○障害、介護、子育てなど家族のケアを担う方への支援を強化

<おひとりさま>
○ひきこもり支援の推進
○終活支援の推進

4.世界の平和と災害・気候変動対策
国際協調と専守防衛を貫き、現実的な安全保障や外交政策を推進します。
また、安全で安心なまちと住まいを実現させます。

<世界の平和>
○健全な日米同盟を軸に、アジア太平洋近隣諸国をはじめとする世界の国々との連携を強化
○人道支援、経済連携などの推進
○核兵器の廃絶をめざし、人間の安全保障を実現

<災害対策>
○防災DXなど情報発進力の強化
○女性や子ども、障害のある方などの視点を取り入れた災害対策
○大規模災害からの復興支援
○犯罪のないまちづくり

<省エネ・再エネ>
○2030年カーボンハーフ、2050年カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの強化

<多文化共生>
○国際交流・多文化共生等を進める「多文化共生社会基本法」の制定

衆議院議員補欠選挙(東京15区) 4月28日投票 立候補者一覧はこちら>>

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