「いつも運が良いからとは限らない」 ELでも負けずで4強入りのシャビ・アロンソ監督がチームを誇る

レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督。[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ王者がヨーロッパリーグ(EL)のベスト4に駒を進めた。

先週末のブンデスリーガで初優勝のレバークーゼンは18日のEL準々決勝2ndレグでウェストハムのホームに乗り込み、1-1のドロー。前半に先制を許して試合を折り返したが、89分にジェレミー・フリンポンの一発が生まれ、1-1のドローに持ち込んだ。

これで今季開幕からの連続無敗を44試合に伸ばしたレバークーゼンは2戦合計3-1でローマとの準決勝へ。シャビ・アロンソ監督は『UEFA.com』でとにかく負けない戦いぶりをこう評している。

「運によるものもあるだろうが、何度も起こっているのだから、いつも運が良いからとは限らない。それはゴールに値するから。進み続けるなかで、どうすれば良いか明確なアイデアがある」

スペイン人指揮官はまた、ウェストハムとのリターンレグを振り返り、交代カードも切りながら修正を図った後半の戦いに満足感を示した。

「最初の45分は多くの問題があった。相手がプレッシャーをかけ続けてくるなかで、我々もボールを握ったが、適切なタイミングで適切な選手を見つけられずにいたんだ」

「あの難しい時間帯を乗り切るのは容易じゃなかったが、キャラクターを発揮したね。後半はパーソナリティを取り戻し、準決勝に勝ち進む上で正しいプレーをやれた」

決勝まで勝ち進むDFBポカールを含め、2つのタイトルがかかるシーズン終盤に向けても決意を新たにし、昨季と同じく準決勝で対戦するローマ戦にも言及した。

「できる限り上に行きたいし、目標を達成するのが最も大事。大きなチャレンジだ。ブンデスリーガは終わったかもしれないが、終わったとは言いたくない」

「ELに大きなモチベーションがある。昨季はローマと対戦し、彼らがファイナルに進出した。(ローマと対戦する)歴史が再びだ。面白くなるだろうね」

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