ChatGPTとも連携で14,800円の高コスパ、デザインも良好 Nothingから新作ワイヤレスイヤホン2種が登場

英国発のデバイスメーカー・Nothingから、あらたなオーディオ製品2種が発表された。公開された新製品は『Nothing Ear』と『Nothing Ear (a)』で、ChatGPTとの連携や新色「イエロー」が追加されるなど、デザイン・機能の両面において新しい試みがおこなわれている。

価格は『Nothing Ear』が22,800 円(税込)、『Nothing Ear (a)』 が14,800 円(税込)で、4月22日より「nothing.tech」(公式WEBサイト)で販売を開始する。なお、先行予約もすでに開始されている。

『Nothing Ear』は最高の音質を追求する音楽愛好家向けに設計されており、『Nothing Ear (a)』は日常向けの最高のオーディオデバイスを求めるユーザー向けに作られている。両モデルともハイレゾに対応し、LDACコーデックにも互換性がある。

『Nothing Ear (a)』に関しては新たなケースデザインを採用し、新色としてイエローが新たにラインナップ。これまでモダンでスタイリッシュな製品を発表し続けてきた同社が、モノトーンのラインナップから新たな一歩を踏み出した格好だ。

デザインもさることながら、いずれのモデルもコストパフォーマンスにも優れた製品だ。興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。

なお、Nothingは日本にあらたな拠点を設立し、本格的な日本市場への進出を視野にいれた製品開発をおこなっていくともしている。今後発売予定の『Nothing Phone (2a)』におけるFelica対応などはまさにその象徴だが、日本からのインスピレーションを受けた製品が登場する可能性にも期待したい。

■Nothing CEO・Carl Pei氏のコメント

「新製品のNothing Ear、Ear (a)といったNothingのイヤホンにChatGPTを搭載したNothing OSによって、私たちは変化の第一歩を踏み出し、その歩みはさらに続きます。
この度もコミュニティの皆様からのフィードバックを楽しみにしています」

(文=リアルサウンドテック編集部)

© 株式会社blueprint