老舗弁当店監修のレストラン2号店が倉敷市にオープン 県内のスーパーとタッグ【岡山発】

岡山駅の「祭ずし」などの駅弁でおなじみの岡山市の老舗弁当店「三好野」が監修するレストランが4月17日、岡山・倉敷市にオープンした。2023年に岡山市内にオープンした店舗に続く2店舗目で、売り上げは好調のようだ。

集客好調で2店舗目をオープン

倉敷市児島の天満屋ハピータウン児島店にオープンしたのは「三好野レストラン」。2023年3月、岡山市の天満屋ハピータウン原尾島店で開業した1号店が、それまでの店舗と比べ、1年間の集客が約2倍となるなど好調で、今回2店舗目のオープンを決めた。

創業130年を超える老舗弁当店「三好野」の名物といえば祭ずし。ママカリ(サッパ)はもちろん、瀬戸内の魚と旬の野菜がふんだんにちりばめられていて、新店舗の看板メニューだ。

塩田王・野崎家の塩が使われている鶏塩野菜ラーメンは、優しい塩の味が特徴となっている。

「三好野」ブランドのコーヒー店も初出店

17日、店には開店と同時に大勢の人が訪れた。

訪れた人は「きょう(17日)開店と知って来た。また来ようかな」「おいしい。色んな種類があってバランスがいい。えびめしやちらし寿司とか岡山っぽいものが出ているので、岡山県らしい」と話し、好評な様子だった。

三好野本店・若林昭吾取締役会長:
幅広い客に三好野の味を楽しんでもらえる絶好の機会。こうした出店はありがたいこと

また、隣には「三好野」ブランドで初めて展開するコーヒー店もオープン。サイフォン式のコーヒーと、岡山で採れた旬の果物を詰め込んだパフェなどが楽しめる。

店舗を運営 でりかエッセン・川上裕介社長:
3世代の客に利用してもらえるファミリーレストランなので、幅広いメニューを豊富にそろえたのが特徴

県内に11店舗を展開するスーパーと老舗弁当店がタッグを組んだ飲食店。三好野では売り上げが好調であれば、今後、新たな店舗のオープンも検討するという。

(岡山放送)

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