多磨霊園駅の前の通りは「東郷寺通り」。
これが旧甲州街道のあたりから「多磨霊園南参道」に変わります。
多磨霊園の説明は「多磨」駅の時にさせていただいたので
今回は、崖線を下って東郷寺付近にふらっと歩いてみました。
駅からすぐ近くにある「中華そば 心」というお店は
開店前から何時もすごい行列です。
白しょうゆ中華というのがあるのだそうで
一度入ってみたいとは思いますが
何分待つかわからないので、かなり根気がいりそうです。
ピッピッピッ―
笛の音がしてきます。
駅からすぐにある「ボートレース多摩川」への無料送迎バスの
発着場があります。
日本一といわれる静水面の、ボートレース多摩川。
ウェイキーの牛炊を食べにいったことがあります。
[ボートレース多摩川]名物牛炊(ギュウスイ)たべてきましたよ~|多摩ブロガーズ | リビング多摩Web (living.jp)
勝つバーガーを買いに入ったこともあります。
日本一の静水面と勝つバーガー!多摩川ボートレース場|多摩ブロガーズ | リビング多摩Web (living.jp)
ギャンブルではなく、グルメ探しに行っています。
また近々出かけてみたいと思います。
さて、多磨霊園の駅周辺に話が戻って
多摩川が削った跡といわれる崖線。
条件が合うと、この道からも富士山が見えます。
東郷寺に到着しました。
日蓮宗なので、山梨県見延から
このしだれ桜が運ばれ、広い園庭に植えられました。
数年前初めて山門に上がった時は
ここは天国か極楽かと思いました。
かなり高いところにある山門です。
そして山門自体も高さが高い。
この東郷寺の山門は「羅生門」のロケに使われたということで有名です。
芥川龍之介の短編小説は読んだことがありませんが
人の心の奥底にある、何とも言えない気持ちの動きを
表しているものだとか。
時は平安時代、死体が山積みされているはずの羅生門から
人の話し声が聞こえてきます。
老女が、死体から髪の毛を抜き取って
かつらを作るものだとか。
それを見た男は!
数年前に声かけた方が
その羅生門の映画でエキストラをしたそうです。
70年ほど前でしょうか。
「なんだかわからないうちに終わりました。
あの時は、このサクラはなかったように思います」と話してくれました。