CLベスト8敗退のアーセナル、ライプツィヒFWを視察?契約解除金は約82.2億円

ベンヤミン・シェシュコ 写真:Getty Images

アーセナル(イングランド1部)が、ライプツィヒ(ドイツ1部)に所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(20)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

7年ぶりの出場となったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)の前に敗退となったアーセナル。ミケル・アルテタ監督は来季に向けて攻撃面を強化したいと考えており、シェシュコにスカウトをは派遣したという。

アーセナルは今夏にセンターFWとウイングを補強したいと考えており、両ポジションでプレー可能なスロベニア代表FWは魅力的なオプションとなっているようだ。ただ、同選手にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やチェルシー(同1部)も目を光らせているとのことだ。

また、ライプツィヒと2028年夏まで契約を残している同選手には5000万ユーロ(約82億2000万円)の契約解除金が設定されており、他のオプションよりも比較的安価で獲得可能なようだ。その一方でライプツィヒは同選手の流出を覚悟しており、後釜探しに着手しているようだ。

2019年6月に加入したザルツブルクで台頭したシェシュコは192cmの体躯を生かした空中戦の強さやフィジカルを武器に昨夏に姉妹クラブであるライプツィヒへステップアップ。その新天地でもここまで公式戦37試合に出場して13ゴールを記録している。

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