ゴールデンウィーク前に北海道で、ウェザーニューズの「第十回桜開花予想」

ウェザーニューズは4月17日に、「第十回桜開花予想」を発表した。

北海道では4月上旬に暖かい日が多かったことを受けて、平年よりも1週間以上早い桜の開花に

「第十回」で2024年シーズンの桜開花予想を終了

東北~北海道にかけての桜は、4月15日に青森、16日に北海道・松前で開花を迎えるなど、4月上旬は平年よりも暖かい日が多かったことから、桜前線は速度を上げて東北を北上し、早くも津軽海峡を越えて北海道に到達している。

今後の北海道の天気は周期的に変化し、気温は平年よりも高く5月並の暖かさとなる日もある予想のため、暖かさに後押しされて開花に向けたつぼみの生長が進み、4月18日に札幌、19日に函館での開花が予想される。どちらも、2023年と比較すると数日遅くなるものの、平年よりも1週間以上早い開花となる。

4月半ばの時点で関東南部までは葉桜シーズン、関東北部~東北南部は桜吹雪シーズン、東北北部は見頃シーズンに

現在、九州から関東南部では見頃を終えたところが多くなっており、関東北部や北陸でもまもなく葉桜シーズンに入ることが見込まれる。4月16日には青森県で見頃シーズン、福島県と宮城県で桜吹雪シーズンに入っており、桜の見頃は長野県と東北南部では4月第3週末まで、東北北部では4月第4週末まで続く見込み。4月第3週に開花が始まった北海道の道南や道央では、4月第4週には見頃シーズンに入ると予想される。

なお、今回の「第十回桜開花予想」をもって、ウェザーニューズによる2024年シーズンの桜開花予想は終了となる。全国1100カ所以上のお花見名所の開花・満開予想は、「ウェザーニューズ」のアプリやウェブサイトにおける「さくらCh.」にて確認できる。

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