「大谷翔平がハワイの高級コミュニティーに自宅を新築」複数の米建築メディア報道「魅力的な不動産契約を結んだ」「オフは豪華な隠れ家で過ごす」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、ハワイの高級コミュニティーに自宅を新築するようだ。世界的な建築や不動産を専門的に扱う米メディア『Architectural Digest』や『Mansion Global』が報じた。いずれも米経済紙『Wall Street Journal』の記事を引用する形で伝えている。

『Architectural Digest』は、「ドジャースの怪物、ショウヘイ・オオタニはオフシーズンの家をハワイの高級住宅地に建設へ。7億ドルの男は、オフにハワイ島の豪華な隠れ家で過ごす」と見出しを打ち、「MLBのトップ選手がハワイで魅力的な契約を結んだようだ。ハワイ島の歴史あるマウナケア・リゾート内にある34エーカー(約13万7593平方メートル)の未完成地、ハプナ・エステートの土地を最初に購入することになった」と記載した。

「オオタニの新しい住居は、建築設計事務所『Olson Kundig』のアメリカ人建築家トム・クンディグが設計。レンダリング図には屋外にシームレスにつながるスライドガラスの壁や、いたるところに取り入れられた木材や自然素材が描かれている。敷地にはインフィニティ・プールもあり、海とリゾート内にある2つのゴルフコースの景色を眺めることができる。ハプナ・エステートは24年に着工予定だ」
一方の『Mansion Global』は、「オオタニがハワイに家を建設中。新しい高級コミュニティーの最初の住人として名を連ねることと引き換えに、ハワイの一等地の不動産を手に入れた。このエリアには、1600万ドル(約25億円)から2000万ドル(約31億円)の14戸の分譲地を含む66戸の高級住宅が建つ予定だ」と伝えた。

「オオタニは、マウナケア・リゾート内の新しいゲート付きコミュニティー、ハプナ・エステートにオーシャンビューの約5000平方フィート(約465平方メートル)の住宅を設計・建築する計画を立てている。約1.1エーカー(約4451平方メートル)の敷地からはゴルフコースの8番ホールが見渡せる。ハプナ・エステートの区画の価格は約490万ドル(約7億6000万円)以上となる」

『Mansion Global』によると、『Wall Street Journal』紙の取材に対して大谷は、「この新しい開発地に、自分の土地を選んだ。近い将来、そこに家を建てて今後何年も楽しめるようにするつもりです」と語った。報道によると、大谷は現地を視察済みで、マウナケア・リゾートのパンフレットにも登場するなど、広告塔としての役割も請け負っているという。

構成●THE DIGEST編集部

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