熊谷市の国道でひき逃げ 市内小学校の教頭を逮捕/埼玉県

 18日夜、熊谷市の国道交差点で、歩行者をはねて逃走したとして、市内の小学校に勤める教頭の男がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。

 ひき逃げと過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、熊谷市立籠原小学校の教頭、石塚一浩容疑者(49)です。

 石塚容疑者は、18日午後9時半すぎ、熊谷市宮本町の国道で乗用車を運転中、交差点を横断していた56歳の女性をはね、そのまま逃走した疑いが持たれています。

 女性は頭を強く打ったほか、ろっ骨や顔面を骨折するなどして、全治1か月以上の重傷を負いました。

 警察の調べに対して、石塚容疑者は、「自分の立場や今後のことを考えて逃げてしまった」と容疑を認めているということです。

 現場は見通しのよい信号機付きの国道交差点で、警察は事故の詳しい状況などを調べています。

 熊谷市の教育委員会は、「被害に遭われた方には何としても回復してほしいと願っています。

 今後の不祥事根絶に向けて全教職員に改めて指導していきます」とコメントしています。

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