東日本大震災で加茂市に避難していた福島県南相馬市の女性が、市に八重桜を寄付しました。
加茂市のサクラの名所下条川ダム。ここに八重桜の苗が植えられています。
■入澤芽生記者
「下条川ダムの八重桜です。植えられたサクラも、数年後にはこのようにかわいらしい花を咲かせるということです。」
苗を市に送ったのは福島県南相馬市の木幡史子さん。東日本大震災で被災し3年間加茂市で避難生活を送りました。その支援への感謝を込めた八重桜。下条川ダムと市内の温泉施設の敷地に合計15本が先日植えられました。
■木幡史子さん
「右も左も分からないところで支援いただいたことに胸をなでおろすような思いだったので、第2のふるさとみたいな感じ。加茂は今頃こうかなとか、こいのぼりのぼっているかなとか、小さなことに心を動かしている。」
加茂市は、木幡さんが企画した南相馬市にユキツバキを植える取組にも協力していて交流が続きます。