「名前を使用することで合意」「まだ設計中」ハワイの“大谷翔平御殿”開発業者が本誌取材に寄せた回答

(写真・USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

ドジャース大谷翔平が、ハワイ島の高級住宅地の不動産を購入したと報じられている。マウナケア山の麓にある「マウナケア・リゾート」内の土地で、面積は約1.1エーカー(約4500平方メートル)。そこにオーシャンビューの約5000平方フィート(約465平方メートル)の家を建設するという。

大谷はアメリカの経済専門紙「ウォールストリートジャーナル(WSJ)」の取材に対し「自分はこの開発地区を自分の土地として選び、近い将来、これから何年も楽しめるマイホームを建てるつもりです」と答えている。

「WSJの記事では、この高級住宅地の最初の住人となることと引き換えに不動産を手に入れた、つまりこの開発地区の『広告塔』として契約したとあり、大谷がいくら支払ったかは不明とされています。

この住宅地の販売を手掛けるハワイの不動産会社によると、大谷が手に入れたのは14の宅地のうちのひとつで、平均販売価格は1700万ドル(約26億円)。大谷はオフシーズンの多くをここで過ごす予定で、打撃練習や投球練習ができるトレーニング施設も建設するとしています」(週刊誌記者)

この住宅地は投資目的としても宣伝されている。ある不動産投資会社のホームページでは「大谷翔平はこのプロジェクトの最初の居住者となり、このプロジェクトを支持し、新規購入希望者と話をする契約を結んでいる」と紹介されており、セレブとしての大谷の名前を前面に押し出している。

本誌はこの高級住宅地の開発を手掛けたアメリカ・カリフォルニア州の不動産開発業者に、この件について質問書を送り、回答を得ることが出来た。

「大谷選手が、新しい分譲地であるVista at Mauna Kea Resortの最初の住人になることは事実です。住所については公表できません。

大谷選手の家はまだ設計中であり、報道されている金額も不正確です。

ただ、近所の家は1700万ドルから2000万ドル(約26億円から約30億円)で売却される予定です。WSJの記事にもある通り、大谷選手は第三者から紹介をいただきました。現地に滞在していただいた際、大変気に入っていただき、この分譲地の最初のレジデントになっていただくことになりました。

また、(販売宣伝に際し)彼の名前を使用させていただくことで合意しました」

「大谷が購入したとされるのは、宅地のなかで一番高い場所にあり、セキュリティ面でも良さそうな場所です。とすれば、価格は30億円以上。『広告塔』としての契約でいくらか差し引いたとしても、25億円以上はするのでは」(前出・週刊誌記者)

すべてにおいて桁違いの男、大谷なのだ。

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