【無印良品】全シリーズ試したプロが決定! 化粧水・美容液おすすめランキング、発酵導入美容液は1位

無印良品の店外(写真:サイゾーウーマン)

化粧品成分上級スペシャリストでプチプラコスメ評論家のせいりんさんが、人気のコスメをプロ目線でジャッジします。今回は、求めやすい価格帯はもちろんのこと、無印良品のウリでもある品質の良さで人気急上昇中のスキンケアシリーズからおすすめベスト3を紹介!

目次

【無印良品】化粧水おすすめ1位:発酵導入美容液
【無印良品】化粧水おすすめ2位:エイジングケア薬用美白化粧水
【無印良品】化粧水おすすめ3位:クリアケア薬用拭き取りローション

※価格は無印良品公式サイトとAmazonの公式ネットショップで異なります。

【無印良品】化粧水は全14種類、美容液は5種類

求めやすい価格帯はもちろんのこと、無印良品のウリでもある品質の良さで人気を集めるスキンケアシリーズ。化粧品は全14種類、美容液は5種類あり、そのアイテム数の多さから何を選べばいいのかわからない人もいるのでは?

そこで、ぜひ使ってみてほしい3アイテムをご紹介します。

【無印良品】化粧水おすすめ1位:発酵導入美容液

無印良品 発酵導入美容液 50mL

価格

1,990円(50ml)

成分面の特徴は?

無印良品が独自開発した美容成分「米ぬか発酵液」。化粧品の基本となる水は使わずに、米ぬか発酵液を65%以上配合した美容液。米ぬか油や発酵後に得られる酵母エキスもふんだんに配合されている点も、要チェックポイントです!

2,000円以下で買えるのはミラクル

無印じゃなかったら、おそらく倍以上のお値段がつきそうな商品。2,000円以下で買えるのは“ミラクルプライス”だと思います。

米由来の成分のほか、健やかな肌を育むのに欠かせないアミノ酸類やセラミドと加水分解ヒアルロン酸、肌あれを抑えるグリチルリチン酸2Kも配合。美肌の土台作りにぴったりな唯一無二の美容セラムといえそうです。テクスチャーはうっとりするほど濃密。

洗顔後すぐにスキンケアできない時でも、“とりあえず”これをつけておけば一旦はスキンケアを済ますことができます。

ただ、うるおいを閉じ込める働きの油分類の配合が少ないので、35歳以降のミドル世代層にはこれだけでは物足りなく感じるかもしれません。その世代の方は、使用後はすぐにスキンケアをしていただくのが理想的です。

【無印良品】化粧水おすすめ2位:エイジングケア薬用美白化粧水

エイジングケア薬用美白化粧水(携帯用) 50mL

価格

2,990円(400ml)、 1,990円(200ml)、590円(50ml)

Wの有効成分に注目!

メラニン生成を抑える働きと、ターンオーバーを促してメラニンを排出する作用がある、美白有効成分の「ビタミンC・2-グルコシド(ビタミンC誘導体)」。そして、肌あれ予防の「トラネキサム酸」が配合されています。

4,000円でも価格相応

無印良品のスキンケアシリーズは、岩手県釜石で採取される天然水を使用しています。ここで採れる水はとてもやわらかいので、肌なじみが良く化粧水にとても適しているそう。そのせいか、このエイジングケア薬用美白化粧水もほどよいやわらかなとろみが、じゅわ〜っと肌全体になじんでいく感じがたまりません(私の感覚です)!

そして、「乾燥させない」こともエイジングケア(※年齢に応じたお手入れのこと)の重要ポイント。1gで6Lの水分を保持するといわれるヒアルロン酸類が4種配合され、それらをサポートする植物エキスも加えられています。「肌を枯れさせないぞ!」という意気込みが成分表からも伝わってきました。

無印じゃなかったらこの価格帯での販売は厳しいかと思います。200mlで4,000円以上でも価格相応といえるお品です。

【無印良品】化粧水おすすめ3位:クリアケア薬用拭き取りローション

クリアケア薬用拭き取りローション 【医薬部外品】 300mL

価格

1,590円(300ml)、1,490円(リフィル、300ml)、450円(50ml)

大人気エキスを配合

ニキビ予防や肌あれを防ぐ抗炎症成分として有名な「グリチルリチン酸2K」と、抗酸化の働きで肌トラブルの要因になる過酸化脂質を防ぐ「酢酸トコフェロール(安定型ビタミンE誘導体)」が配合されています。そして、整肌成分として大人気の「ツボクサエキス」の配合も見逃せません。

何度も触れたくなるようなさらさら感

不要な角質・毛穴汚れ・過剰な皮脂・ニキビなど、肌悩みの要因を防ぐことに特化したクリアケアシリーズ。

肌トラブルは男女問いませんので、男性が手に取りやすいブルーのボトルは良いですね。無印では男性向けとして販売していますが、男性に特化したというより、男性も求めやすいよう配慮したのでしょう。

使い方は、ローションで浸したコットンを優しく肌にすべらせるだけ。間違っても擦らないでくださいね。肌がスッキリ爽やかになり、何度も触れたくなるようなさらさら感です。

価格面は2,500円〜3,000円くらいでも良さそうなのに、2,000円以下はさすが!

ここで、拭き取り化粧水と通常の化粧水との違いですが、それぞれ目的が異なります。

【一般的な化粧水】保湿が主で、肌のうるおいを保つ目的。
【拭き取り化粧水】過剰な皮脂や古い角質など、肌上の余分なものを落とす目的。

拭き取りタイプはその後続けて使用するスキンケア製品の働きを促す効果も期待できますよ。

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