【独自】閉園から一転…水族館「あわしまマリンパーク」復活へ 新社長が“再開への思い”語る「飼育員も救われてほしい」

2024年2月に惜しまれつつ閉園した、静岡・沼津市の無人島にあった水族館「あわしまマリンパーク」。あれから2カ月、新しい社長が就任し、再開に向けて動き出したことがわかった。

1984年の開園以来、観光客などに親しまれてきた「あわしまマリンパーク」。人気アニメ「ラブライブ! サンシャイン!!」に登場すると、聖地巡礼として多くのファンが押しかけた。

しかし、開園から40年となった2024年、設備の老朽化などを理由に閉園を発表。2024年2月25日、40年の歴史に幕を下ろした。

そこから約2カ月、事態が一変。再開を目指し模索していた水族館が、テレビ番組などで放送作家として活躍する今村クニトさんに株式を譲渡。今村さんが新社長に就任した。

19日、FNNの単独インタビューに応じた今村新社長は、再開への思いを語った。

淡島マリンパーク・今村クニト新社長「水族館が復活してくれればよかったというのがスタート。今11人しかいない水族館の飼育員も、救われてほしいというのが最大のモチベーション」

再開に向け、施設の所有権をめぐる裁判などの問題を解決したいとしている。

© FNNプライムオンライン