「深みや滑りやすい所に十分注意して」水遊びシーズン前に注意呼びかけの横断幕設置=静岡市

気温が徐々に上がるこれからの季節、川での水遊びに注意です。静岡市で4月19日、川に架かる橋に水難事故への注意を呼び掛ける横断幕が設置されました。

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静岡市葵区の藁科川に架かる牧ヶ谷橋に設置されたのは、「川で遊ぶときは、深み、流れに注意しよう」と書かれた横断幕です。「安倍川水系の安全な河川敷地利用のための協議会」のメンバーが取り付けました。

静岡県によりますと、2023年、県内の河川での水難事故の件数は3件で1人が亡くなりました。藁科川でも2022年、友人らと川遊びに来ていた18歳の男性が川の深みにはまり亡くなる事故が起きています。

<静岡河川事務所 伊知地誠副局長>
「深みがあったり、見にくい所もあったり、特に足も滑るので、ライフジャケットなどを小さい子どもは利用するよう十分注意して下さい」

協議会の事務局では過去に水難事故が起きた場所を中心に、巡回するなどして注意を呼びかけていくとしています。

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