【阪神】岡田監督 打線爆発4連勝!今季初の貯金1にニンマリ「今年初めてですね、こんなゲームは」

阪神・岡田監督

やっとやっと打線爆発や!阪神は、19日の中日戦(甲子園)に7―0で圧勝。前日18日の巨人戦(甲子園)まで10試合連続で2得点以下と打線の低空飛行が続いていたが、この日は竜投手陣を攻略し、11安打2本塁打7得点と大暴れだった。

まずは2回に一死満塁から木浪の右前適時打を放ち、先制。続く青柳も一死満塁から右犠飛で、追加点を奪った。目覚めた猛虎打線はもう止まらない。3回には森下の4号ソロ、4回も二死二塁から近本の左前適時打で得点を重ねると、5回には眠れる主砲に〝待望の今季1号〟が飛び出した。

一死から打席に立った大山が、竜2番手・福谷の150キロ直球を捉え、打球はバックスクリーンへ一直線。試合を決定づける5点目をチームにもたらし、8回には二死一、二塁から中野のダメ押しの2点適時二塁打でさらに相手を突き放した。

打線が奮起し、岡田彰布監督(66)も「今年初めてですね、こんなゲーム。昨日2ケタ安打だったので、吹っ切れたというかね。今日はホームランもあり、つなぎもあり、ほんといい攻撃だったと思いますね」とニンマリ。

この日1本塁打含む3安打猛打賞と状態を上げてきた大山について「もう出ますよ。それがちょっとね、遅かっただけで。出そうな感じもフリーバッティングを見ててありました。本人が気持ち的にも吹っ切れて、明日はもっと楽に打席に立てるんじゃないですか」とうなずいた。

先発・青柳も6回6安打無失点、7奪三振の粘投で今季初白星をつかみ、島本―岡留―門別も零封リレー。投打が噛み合い、引き分けを挟んで4連勝を飾ったチームは、ついに今季初の貯金1とした。

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