大雨による洪水に備えて雄物川下流の堤防が割れていないかなどを歩いて確認する点検が行われました。意外な植物が堤防に影響を及ぼすそうです。
秋田河川国道事務所は大雨による堤防の決壊などを防ぐため、毎年、春と秋に雄物川と子吉川の堤防を点検していてその距離はおよそ60キロに及びます。
19日は職員など約20人が雄物川の河口から約6.5キロ離れた地点から茨島出張所までの4キロを歩いて異常な所はないか確認しました。
堤防の斜面に生えている芝は雨や洪水による浸食から守る役割を果たしていますが、イタドリが群生すると芝が枯れたり、根が伸びたりして堤防が弱くなります。点検ではイタドリが浸食していないか堤防が割れていないかなどを確認しました。秋田河川国道事務所では異常があれば、地盤の補強などを行います。