SixTONES ジェシー、広い交流関係はマメさと気遣いの賜物? インスタから見える多面的な魅力

ファンの間では、“人脈おばけ”と称されるほど交友関係が幅広いSixTONES ジェシー。つい最近も、グループのラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)4月13日放送回で、かねてより憧れていた玉置浩二と初対面を果たしたことを明かすなど、彼の交友関係はどんどん広がっていくばかり。今年1月に開設した個人Instagramでも、事務所の枠を超えてさまざまな著名人とのやり取りを見せている。

昨年公開の映画『劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」』で共演した賀来賢人と佐野勇斗、さらに北村匠海や神尾楓珠、町田啓太など同世代の俳優陣ともフォローをし合っており、普段から仲良しを公言している霜降り明星のせいやとは、コメント欄でもやり取りを繰り広げている。そのほか、男子バレーボール日本代表の髙橋藍とも相互フォローになっていたりと、ジェシーの交友関係は芸能界にとどまらず、さまざまな分野に広がっている。

彼がこんなにもたくさんの友人に囲まれているのは、もちろん天性の人たらし力を持っているからであるように感じる。初対面の相手とも難なくトークを繰り広げたり、果敢に連絡先を聞けたりするのは、ジェシーが生まれ持った明るさゆえのことで、なかなか真似できるものでもない。

ただ、知り合いになったからといって、そこから友情を育み、持続させるためには、ある程度の努力が必要になってくるだろう。しかし、ジェシーは、多忙なスケジュールの合間を縫って、800人を超えるというLINEの友だち一人ひとりに年末年始の挨拶を送ったり、「いまから来ない?」と言われたらどんなに疲れていても駆けつけたりと、大事な縁をつないでいく気遣いを欠かさない。だからこそ、こんなにも愛されているのだと思う。

それに、ジェシーはあっけらかんとして見えるが、実は繊細な部分があったりと、知れば知るほど多面的な魅力があることに気づく。歌番組でパフォーマンスを披露するときも、直前までゲラゲラ笑っていたかと思えば、音楽がかかった瞬間にパッとクールな表情に切り替えたりと、凄まじいギャップの持ち主なのだ。Instagramの投稿も、「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!」とツッコミを入れたくなるくらいにギャップのある投稿が目立つ。

たとえば、クールにカッコよく決めている写真が投稿されたかと思えば、次に変顔の動画が出てきたりする。お洒落なキャンドルの写真を載せた次には、髙地優吾と無邪気にはしゃいでいる写真をアップする。

また、京本大我が主演を務めているドラマ『お迎え渋谷くん』(カンテレ・フジテレビ系)の放送日に、ジェシーは欠かさずにストーリーズで宣伝をしているのだが、本来のタイトルではなく「大我のドラマ始まるらしいよ23時からお迎え恵比寿くん」「23時からお迎え目黒くん始まるよズドン」「お迎え五反田くんやってるよんズドン」とちょっとずつ小ボケを挟んでくるのが、ジェシーらしくて思わず笑ってしまう。

ジェシーのInstagramには、彼が周囲に愛されている理由と、多面的な魅力がぎゅぎゅっと詰まっている。エンターテインメント性に富んだジェシーのことだから、これからもさまざまな形でわたしたちを楽しませてくれるはずだ。

(文=菜本かな)

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