ネモフィラの丘 青空と溶け合う 国営ひたち海浜公園 茨城

見頃を迎えた国営ひたち海浜公園のネモフィラ=19日午後、ひたちなか市馬渡

茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園でネモフィラが見頃を迎えた。空と丘が溶け合い、青一色に広がる光景が来園者を迎えている。

ネモフィラは北米原産の一年草で、直径2~3センチの花を咲かせる。同園の「みはらしの丘」約4.2ヘクタールに約530万本が育ち、今月上旬から咲き始めた。同園によると、見頃は来月4日ごろまで続く。

19日は朝から多くの家族連れが訪れ、春風にそよぐかれんな花を写真に収めたり、丘を散策したりして楽しんだ。東京都葛飾区、会社員、今仲司さん(30)は「まるで海のよう。空と丘の境界線がないような風景に魅了される」と話した。

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