ロシアのミサイル攻撃現場視察 大統領、東部防衛協議

ウクライナのゼレンスキー大統領(ゲッティ=共同

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、東部ドニエプロペトロフスク州の州都ドニプロを訪れ、ロシア軍のミサイル攻撃を受けた現場を視察した。軍幹部らと防衛の強化について協議した。ロシア軍が攻勢を強める東部ドネツク州も視察し、市民の保護などを軍幹部らに指示した。

 南部ミコライウ州のキム知事は19日、黒海に面した集落に同日、ロシア軍の砲撃があり、女性1人が死亡、男性と少年の計2人が負傷したと明らかにした。

 ドニエプロペトロフスク州では18日夜から19日朝までのミサイル攻撃などで少なくとも8人が死亡、30人以上が負傷したとみられる。集合住宅や鉄道の駅が破壊された。

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