ワン・クラブ・マン貫くナチョ、今季限りで下部組織から過ごしたレアル退団を決意か

ナチョ・フェルナンデス 写真:Getty Images

レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するスペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)が、今季限りで同クラブを退団する決断を下したようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

マドリード下部組織出身で2011年にトップチーム昇格以降、DFラインの全ポジションでプレー可能なユーティリティ性を武器にワン・クラブ・マンを貫いているナチョ。キャプテンに就任した今季もここまで公式戦36試合に出場している。

そんなナチョは昨夏に退団が迫っていたものの、最終的にマドリードとの単年契約にサインした。昨年のように状況が変わる可能性もあるというが、同選手は下部組織時代から過ごしたマドリードを今季限りで退団する旨をクラブ上層部に伝えたという。

マドリードはナチョが最終的に退団する決断を下した場合はその決定を尊重するとのこと。インテル(イタリア1部)など複数クラブから注目を浴びたスペイン代表DFは同クラブ以外の国内クラブでプレーするつもりはなく、国外クラブで新たな挑戦をするかワン・クラブ・マンのまま引退するかが選択肢となっているようだ。

なお、マドリードはナチョの後釜としてリール(フランス1部)に所属するU-21フランス代表DFレニー・ヨロに注目しているとのこと。仮に獲得失敗に終わった場合はアラベス(スペイン1部)にレンタル移籍中で今夏にローンバックする見込みとなっているスペイン人DFラファ・マリンが代替案となるようだ。

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