【U―23】中国戦一発退場の西尾隆矢 出場停止は3試合も次の起用へは賛否

西尾隆矢

パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジアカップの1次リーグ初戦・中国戦で退場となったDF西尾隆矢(22=C大阪)の出場停止処分は、3試合になったと、日本サッカー協会が発表した。

対象は、2―0で勝利した19日のUAE戦、韓国との1次リーグ最終戦(22日)、準々決勝となり、準決勝から出場可能となる。西尾は先発した中国戦で、1―0の前半17分、相手選手への肘打ちでレッドカードを提示されていた。その後、数的不利を強いられ、苦しい時間帯も少なくなかったが、1点リードのまま逃げ切った。

中国戦の退場時には、ネット上で「プレーが軽率すぎ。負けられない国際試合なのに」「愚行にも程がある」などの批判が上がったが、チームメートが勝ち進んでいけば、今大会中に汚名返上のチャンスが訪れる。

実際に、その機会が訪れた場合、西尾を起用すべきかファンの意見は割れている。ネット上には「次に出る機会があれば、死ぬ気で頑張るはず」と出場を望む声がある一方、「熱くなったら同じようなことをやらかすかもしれない選手は怖くて起用しづらい」と反対派も存在する。

いずれにしてもまずは大岩ジャパンが4強入りすることが先決だ。

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