奪ったカードで"現金盗む"自称高校生の少年(18)逮捕

闇バイトに加担し高齢男性のキャッシュカードから不正に現金を引き出したとして自称・福岡市の18歳の男子高校生が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは自称・福岡市中央区の18歳の男子高校生です。

警察によりますと男子高校生は今月9日、福岡市東区に住む高齢男性から奪ったキャッシュカード2枚を使い、東区香椎駅前のコンビニエンスストアのATMで4回にわたって計62万5千円を引き出した疑いが持たれています。

男子高校生は9日午前、SNSの闇バイトで指示された高齢男性の家に警察官をかたり電話をかけ「郵便局の人間が機密情報を盗み流出しお宅の情報も漏れている。新しい口座を作る必要があるのでキャッシュカードの番号と暗証番号を教えてほしい」と伝えました。

その後、刑事をかたる男が男性の家を訪れ男性はキャッシュカード2枚を封筒に入れて渡したということです。

警察の調べに対し少年は「お金に困ってSNSで闇バイトを始めた。不正入手したカードを使用しATMで払い出した」と容疑を認めているということです。

警察は他にも事件に加担した人物がいるとみて調べを進めています。

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