在日中国大使館、日本の汚染水5回目放出に反対表明

在日中国大使館、日本の汚染水5回目放出に反対表明

 【新華社北京4月20日】在日中国大使館の報道官は19日、東京電力が福島放射能汚染水の5回目の海洋放出を開始したことについて、日本の一方的な海洋放出に反対する中国の立場は明確で一貫していると表明し、次のように述べた。

 放射能汚染水の排出は国際的な公共利益に関わる。日本は福島放射能汚染水を立て続けに放出し、周辺諸国および全世界の海洋環境と人々の健康が直面する可能性のある安全保障上のリスクを高め続けており、極めて無責任だ。日本の一方的な海洋放出に反対する中国の立場は明確で一貫している。日本は日本国内と国際社会の深刻な懸念を直視し、利害関係者が実質的に参加し、独立性と実効性のある長期的な国際モニタリングの構築に全面的に協力し、放射能汚染水の海洋放出問題を適切に処理しなければならない。

© 新華社