あむあむあむ…それじゃあ爪は切れないよ！

爪を切らせてくれない子猫の様子が、X（旧Twitter）で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@totomaru_hanmi」さん。

当ポストには2024年4月9日時点で1万5000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注：外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

子猫時代の「爪切り」の様子が話題

「これは子猫の爪切りが難しすぎた時の動画」

そんなコメントとともに投稿されたのは、1本の映像でした。

話題になっているのは2匹の猫ちゃん。「はんみ」ちゃんと「ととまる」くんのなかよし兄妹です。

子猫時代の2匹は、飼い主さんの膝の上にいるようですが……。

止まらない「指吸い」にホッコリ

飼い主さんは、抱っこしているはんみちゃんの爪を切ろうとします。一方ではんみちゃんは、飼い主さんの「指」を吸うのに夢中になっている様子。

両手で指を掴みながら、アムアムといった具合に吸い付いています……。

必死に飼い主さんの指をつかまえようとするはんみちゃん。愛らしすぎる甘え姿、に癒されてしまいますね。

はんみちゃんの後ろでは、ととまるくんが気持ちよさそうな顔を浮かべていました。口を動かしているようで、ととまるくんも飼い主さんの指を吸いたがっているように見えます。

爪切りがなかなか進まない「かわいい理由」に納得ですね……！

ペットの不妊・去勢手術の実施率は？どのくらいの費用がかかる

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます（投稿された内容については、この次のページにも続きますよ）。

ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている

【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース：現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む

【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース：現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041

調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。

不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差

続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。

日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物（犬・猫）の診療料金実態調査結果（令和3年度）」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。

個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。

不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう

犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。

また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。

命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。

「指吸い」爪切りがなかなか進まない理由にみんな納得

今回投稿された光景に癒された人は多いようです。ポストには「難しい理由が斜め上でかわいい（笑）」「これは爪切りどころではありませんね（笑）」といったコメントが寄せられています。

@totomaru_hanmiさんのXアカウントでは、すくすくと成長したととまるくんとはんみちゃんの日常を多数公開中です。かわいい猫ちゃんに癒されたい方は、覗いてみてはいかがでしょうか。

参考資料