猫ちゃんの隣に並んだ「あれ」と「それ」に心当たりはありませんか?
「忘れ物」に気づかせてくれた猫ちゃんが、X(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さん。
当ポストには2024年4月9日時点で400件を超えるいいねや「猫ちゃんご立腹?」「猫が隠したわけじゃないニャ」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、ペット保険についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
好奇心旺盛な「つむぎ」くんの写真
@kagisuzu0531さんがXに投稿したのは1枚の写真でした。そこに写っているのは、キジトラ柄をした愛らしい猫ちゃんです。
こちらの猫ちゃんは「つむぎ」くんという好奇心旺盛な元保護猫の男の子。カウンターの上で両手を揃え、ちょこんとお座りしていますね。
そんな可愛らしい写真を眺めていた飼い主さんは、ある「忘れ物」をしていたことに気がついたといいます。
つむぎくんの隣に並んだ「弁当箱と水筒」
かわいいつむぎくんの姿に視線を引かれますが、その隣には水筒と弁当の準備が整っているのがわかります……。飼い主さんはその光景を目にして「弁当を忘れた!」と気がついた様子。
もしかしたらつむぎくんは「弁当を忘れているよ」と教えてくれていたのでしょうか。想像が膨らむ一枚に、Xではたくさんの注目が集まりました。
@kagisuzuさんは、今回ご紹介した写真のほかにも、YouTubeやInstagram、TikTokで愛猫の写真を紹介していらっしゃいます。
同居猫の「すず」くんや「ふうか」ちゃんも写った、ほほえましい写真が盛りだくさんです。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。
この写真でお弁当忘れたことが発覚しました pic.twitter.com/iMs2uGMvwi
— すずつむふう (@kagisuzu0531) April 9, 2024
猫の入手先は保護猫が約4割
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットとしての猫の入手先として多いものは以下のようになりました。
猫の入手先
- ・1位 31.1%:野良猫を拾った
- ・2位 20.6%:友人/知人/親族からの無償譲渡
- ・3位 15.9%:ペットショップで購入
- ・4位 7.7%:里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡
- ・5位 5.1%:シェルターからの無償譲渡
※集計ベース:猫飼育者 アンケート人数782人
保護猫に明確な定義はないですが、上記の「野良猫を拾った」「里親探しのマッチングサイトからの無償譲渡」「シェルターからの無償譲渡」などを経由して飼っている猫を、一般的に保護猫と呼ぶのではないでしょうか。
また「保護猫」に該当すると思われる上記ランキングの1位、4位、5位を合算してみると「ペットとしての猫の4割以上は保護猫」という状況が推察できます。
保護猫を飼う時もペット保険の加入を視野に
保護猫、特に元々野良だった猫は、飼い始めの時点で健康状態が不鮮明なケースも多いかと思います。
思わぬケガや病気を患っている可能性もあるので、健康診断をしたうえでペット保険に入り、しっかり補償をつけることも重要な選択肢になってくるでしょう。
そもそもペット保険とは、ペットがケガや病気を患った際に、治療費を補償する保険です。加入できるペットは犬や猫が基本ですが、ハムスターや爬虫類などが加入できる商品もあります。
ペット保険の加入を申請する際、基本的には過去の病気の履歴などを申告する必要があります。
元野良猫などのケースでは、過去の病気・ケガの詳細がわからないことも多いかと思います。
しかし、ペット保険の商品の中には推定年齢や現在の健康状態を元に加入の審査をするものもあるので、マッチする商品を探してみるのもいいでしょう。
ペット保険の保険金支払い方法や特約
ペット保険の保険金支払い方法
ペット保険は、ペットが病気やケガを患った際の治療費について、補償限度額の範囲内で一定割合を補償します。
限度額や割合は保険会社各社によって差がありますが、自己負担の金額を抑えられるような商品ほど保険料は高くなる傾向があります。
ペット保険の特約
商品によっては、治療費補償の他に、自分のペットが他人のモノを壊したり、または他人にケガをさせたりした際にも補償を受け取れるような「ペット賠償責任特約」などがあります。
保護猫を飼う際にはペット保険などの検討も
今回冒頭で紹介した話題のポストのように、保護猫の注目度は高いです。
ネット上のそういったコンテンツを見て、「私も飼いたい」と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
保護猫には「過去の病気歴が不鮮明」といったリスクがあるのも事実なので、飼い始めの段階で獣医師にしっかり診てもらったり、必要に応じてペット保険に加入したりすることなどもぜひ検討してみてください。
かぎしっぽの「優雅な動き」が愛らしいポイント
さて、投稿者さんに、紬くんについて詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
つむぎくんは保護猫です。すずくん(同居する猫)をお迎えして5年ほど経って、前々から夢だった2匹目の猫ちゃんを迎えるために、保護猫や譲渡猫の情報を収集していました。
そんなときに、妻の叔父の家に迷い込んだ子猫の話を聞いて、様子を見せてもらいました。そこで私が一目惚れしてしまい、家族に迎えました。
――普段はどのような子ですか?
好奇心旺盛なわんぱく猫ちゃんです。人懐っこくて、初対面でもぐいぐい自分から行くタイプですね。すずくんにはよくちょっかいを出してしまい、取っ組み合いのけんかもしています。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
これと言って特異なことができるわけではないので、珍しい癖はとくにないですね。逆に言えば、理想の「猫像」を体現しているような存在だと思っています。
――自慢のポイントは何ですか?
つむぎくんのかぎしっぽの、優雅な動きがポイントですね。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @kagisuzu0531
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
- 一般社団法人日本損害保険協会 ペット保険
- au損害保険株式会社「野良猫でもペット保険に加入できる?保険加入の流れや注意点について解説」