巨人の“怪物19歳”は「飛距離おかしい」 2軍に眠る驚愕パワーの大砲「支配下はよ」

フリアン・ティマ【写真:小林靖】

ティマが2軍戦で確信の一発

巨人の2軍で研鑽を積む怪物が、パワーを見せつけた。横須賀で20日行われたDeNA戦に「6番・三塁」で出場したフリアン・ティマ外野手は、7回に左翼へ2号ソロを放った。まだ19歳だが、打った瞬間の会心の当たりに「飛距離おかしい」「支配下はよ」とファンも大注目だ。

身長は193センチ、体重86キロの体格を誇るティマは、2019年11月と2020年3月にドミニカ共和国で実施されたトライアウトで合格となり、2021年2月に育成契約を結んだ。頼もしく成長中で、今春のキャンプでは紅白戦で逆方向弾を放つなど、アピールを見せた。

阿部監督はキャンプ時に「非常に楽しみな素材。今年はたぶん2軍で我慢して使っていただく。レベルがワンランク上がったところで、彼がどう対応できるかを見てみたい。近い将来、助っ人になってほしい外国人選手なので」と話していた。まだ2軍で経験を積む方針のようだが、ポテンシャルを見れば、早期の支配下も期待したくなる。

この日は1軍でも実績のある石田健大投手からアーチをかけた。ファンも「長打力は間違いなくずば抜けてる」「ティマさん石田投手からホームラン打ってるやん。1軍でも通用するかもやな」「未来が楽しみ」「まだ2軍でいいけど、巨人に必要なのはこういう長打打てる選手なんよな」「軽く振ってホームランだもんな」と期待を寄せていた。(Full-Count編集部)

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