中森明菜、復活第3弾“ヘルシー黒ハイネック”で歌唱の裏で元カレ・近藤真彦も名曲熱唱 35年の因縁シンクロ

中森明菜 ※画像は中森明菜の公式サイトより

歌手の中森明菜(58)、その元カレで同じく歌手の近藤真彦(59)の“シンクロ”が一部で話題を呼んでいるという。

4月17日、明菜は自身の公式YouTubeチャンネルを更新。1986年に発表した楽曲『ジプシー・クイーン』のセルフカバーとなるJAZZバージョンの歌唱動画を公開し、大きな反響を呼んでいる。

2014年の『NHK紅白歌合戦』以降、メディア出演がなかった明菜だが、2022年8月に個人事務所を設立してX(旧ツイッター)のアカウントを開設。同年12月に公式ファンクラブも再始動した。

今年4月3日にはYouTubeチャンネルを更新して、1988年のヒット曲『TATTOO』のJAZZバージョンを、同10日には1987年にリリースした『BLONDE』のJAZZバージョンを公開。再生回数はそれぞれ533万回、293万回(4月21日9時現在)とその人気を証明している。

黒いハイネックのトップス姿で、ハスキーな声で歌い上げる『ジプシー・クイーン』もすでに再生回数は324万回。明菜の歌声と、歌唱前にカメラに笑いかけたりと健康的に見えるその姿に、

《やっぱり、曲によって、声や歌い方をしっかり変えて来てる。中森明菜、まだまだ健在! すごい》
《もぉ〜、最高 可愛すぎますよ~! 明菜さん、ありがとうございます》
《最初の一小節で、ああ中森明菜だと思い涙腺がヤバかった。色々あって今歌えること一遍の映画のように歌っていた。気負いもなく自然体な歌声がよかった》

と絶賛コメントがX(旧ツイッター)には多数寄せられている。

一連の動画は《中森明菜デビュー42周年特別企画 with ZOZO》と、ファッション通販サイト「ZOZO」とのコラボで、YouTubeで公開された楽曲をイメージしたTシャツの受注販売が行なわれている。

また、5月1日には2012年にリリースされた明菜のベストアルバム『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~』が再発される。

さらに59歳の誕生日を迎える7月13日にファンクラブ「ALDEA」の会員を対象にしたコンサートを開催することも決定。ライブは2017年12月のディナーショー以来6年半ぶりとなる。

■「金屏風会見」から35年……明菜&マッチの変化

ワイドショー関係者が話す。

「本格復帰に向けていよいよ動き出した、と言えそうです。ライブはファンクラブ会員限定とのことですが、今年大晦日の『NHK紅白歌合戦』への出場にも期待が高まりますよね。そして、奇しくもですが、同タイミングで、かつて交際していた近藤さんも往年のヒット曲を歌唱する姿を見せているんです」

1982年のデビュー翌年から交際が取り沙汰された明菜と近藤。1989年7月には明菜が近藤のマンションの浴室で、自ら腕を深く傷つけるという騒動が起こってしまう。その年の大晦日、2人はそろってホテルで記者会見を行なったが、どういうわけか金屏風の前で騒動の真相を明菜が明かし、近藤が励ますという内容となった。

「明菜さんを“婚約会見だから”とだまして会見に引っ張り出したという報道もありましたが、今では否定されています。ただ、あの会見で明菜さんがさらなる心の傷を負った、と言われていますよね。そして、そんな伝説の会見に同席した近藤さんも、旧ジャニーズ事務所を退所して、新たな道を歩み始めています」(前同)

近藤を巡っては2020年11月に不倫が報じられ、無期限活動自粛処分に。半年後の2021年4月、近藤は後輩やスタッフに説明もなく旧ジャニーズ事務所を電撃退所。以降も、音楽活動、レーシングチームの監督業を続けている。

「退所後の変化もあります。かつては“ジャニーズの長男坊”として二枚目ポジションでもてはやされた近藤さんですが、ここ最近はバラエティ番組でイジられる機会、自分から果敢にボケることも増えています」(同)

■『ブルージーンズ・メモリー』&『ハイティーン・ブギ』ノリノリ歌唱

近藤は2023年5月から配信されている『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン12 UNLIMITED』(AmazonPrimeVideo)に出演。

ダウンタウンの松本人志(60)によって選出された芸人及びタレントたちによる“究極の笑わせ合いバトル”ということで、近藤はデビュー時の赤いバンダナ、デニムジャケットにパンツという衣装に身を包み、「マッチでーーーッす!」と80年代にもやっていなかったであろう全力の「マッチです!」を披露していた。

4月21日には『行列のできる相談所』(日本テレビ系、日曜日夜9時~)にも出演予定。番組の公式Xでは近藤のキャリアを代表する『ブルージーンズ・メモリー』のセリフ「バカヤロー!」を全力で再現する場面、天地真理(72)の『ひとりじゃないの』を「今でもジーンとする、この歌は」と紹介したり、こちらも自身の代表曲『ハイティーン・ブギ』をノリノリで披露する姿が公開された。

「近藤さんは強引に旧ジャニーズ事務所を飛び出し、そこからはイジられ役もいとわなくなった。そして自身の代表曲をバラエティ番組でももったいぶらずに歌ってくれるように。

一方の明菜さんは、体調不良からかなり回復しているように見えますし、多くのファンが本格復帰を期待している。現状、歌手としてはかなり温度差のある2人ですが、それぞれファンに愛された楽曲を惜しげもなく聴かせてくれています。

タイミング的にはシンクロしているとも言えそうで、今後の2人の活発な活動も期待できそうなだけに、両者のことがより話題になる展開もありそうですね」(前出のワイドショー関係者)

因縁の明菜と近藤――35年の時を経て、両者は再び交わるのかもしれない。

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