「大相撲ぐんま場所」の会場で警察官らが暴力団排除呼びかけ 群馬・前橋市

21日、前橋市内で行われた「大相撲ぐんま場所」の会場で、警察官などが暴力団排除を呼びかけました。

啓発活動を行ったのは、前橋警察署などの警察官と、県暴力追放運動推進センターの職員、合わせて15人です。警察官らは、暴力団追放を呼び掛けるチラシが入ったティッシュなどを大相撲のファンに手渡しました。

県警によりますと、県内の暴力団の構成員と準構成員は2022年末で約500人で前年より10人、減少しましたが、2023年末には約510人に増加しました。

県警では、県内の事業者を対象に、暴力団からみかじめ料などを要求された際の対処法を学ぶ「不当要求防止責任者講習」をセンターとともに開くなど、対策を進めています。

県警では、「暴力団を利用しない、恐れない、金を出さない、暴力団と交際しない」の「暴力団追放3ない運動+1」をスローガンに、暴力団排除を呼びかけています。

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