CL敗退のアトレティコ、敵地でアラベスに4戦ぶりの白星を献上…【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは21日、ラ・リーガ第32節でアラベスと対戦し0-2で敗戦した。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのドルトムント戦を2-4で敗れベスト4進出を逃した4位アトレティコ(勝ち点61)は、その試合から先発を4人変更。モラタやM・ジョレンテ、ヴィツェルらに代えてアンヘル・コレアやリーノ、サビッチらを先発で起用した。

3連敗中の15位アラベス(勝ち点32)に対し、アトレティコは15分に失点を許す。自陣で得たFKからGKシベラがロングフィードを送ると、キケ・ガルシアが頭で繋いだボールをボックス左横に抜け出したG・シメオネがクロス。これはDFがクリアするも、こぼれ球をボックス手前のベナビデスがダイレクトシュートで狙うと、これがゴール右隅に吸い込まれた。

失点後もなかなか決定機までボールを運べないアトレティコだったが、32分にカウンターからチャンス。最後はバリオスのパスを受けたリーノがドリブルでボックス左に切り込みシュートを放ったが、これはGKシベラのセーブに阻まれた。

このまま前半終了かと思われたが、アトレティコは前半追加タイムに再びピンチを迎える。中盤左サイドで与えたFKからマリンがボックス内へロングパスを供給すると、これがボックス右で競り合ったアスピリクエタのハンドを誘発。主審はPKを宣告したが、オンフィールドレビューの末にノーハンドと判定され、PKは取り消された。

後半開始からデ・パウルを下げてサウールを投入アトレティコは、立ち上がりからボールを保持するが、後半もなかなかシュートまでボールを運ぶことができず時間が経過。

膠着状態が続く中、アトレティコは77分にアンヘル・コレアのパスでボックス右に抜け出したモリーナの折り返しをリーノがダイレクトシュート。さらに82分には、ボックス右から侵入したアンヘル・コレアが鋭いシュートでゴールに迫ったが、共にシュートはGKシベラのセーブに防がれた。

このまま試合終了かと思われたが、アトレティコは試合終了間際に再び失点する。92分、ゲバラのサイドチェンジを右サイドで受けたビセンテがクロスを供給すると、ファーサイドで待ち構えたリオハが豪快なボレーシュートをゴールに叩き込んだ。

結局、アトレティコははそのまま0-2で敗戦。アラベスに4試合ぶりの白星を献上した。

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