by るりんどう
米シカゴ大学のSAND Labは4月14日(現地時間)、画像生成AIの機械学習防止アプリ「Glaze」v2.0を公開した。最新のAIモデルに対する「Glaze」の堅牢性が大幅に改善され、画像の処理にかかる時間が短縮されたという。
主な改善点は以下の通り。
- Stable Diffusion 1/2/XLなどの最新のAIモデルに対する堅牢性が大幅に向上。特に、アニメや漫画などの平坦な表面アートに対応している。
- これまでの問題であった非収束パッチのアーティファクトが解消され、画像への変更が目立ちにくく。
- ほとんどのプラットフォームで計算効率が向上し、最大50%速くなった。
- Mac GPUのサポートが追加され、Mac M-CPUs上で5倍以上の高速化。
「Glaze」の初回ダウンロードでは、安定したインターネット接続と約4GBのストレージが必要。Windows/macOSに対応しており、Windows版の対応OSは64bit版のWindows 10/11。現在、公式Webサイトからダウンロードできるほか、Web版も用意されている。
ソフトウェア情報
「Glaze」
【著作権者】
SAND Lab
【対応OS】
64bit版のWindows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0(24/04/14)