大分市で29日に「クラフトビアガーデン」 県内の全小規模醸造所が24種類販売【大分県】

「大分のクラフトビールが大集合。飲み比べを楽しんで」と呼びかける実行委メンバー=大分市府内町の祝祭の広場

 【大分】県産地ビールの飲み比べを楽しめるイベント「おおいたクラフトビアガーデン」が29日午前11時から、大分市府内町の祝祭の広場で開かれる。県内に7カ所ある全てのブルワリー(小規模醸造所)が勢ぞろいするのは初めて。

 市中心部のまちづくりに取り組むビール好き有志が実行委員会を発足。福岡、大分両県とJRグループが誘客に取り組む「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」に合わせて企画した。

 クラシカルなドイツビールから、爽やかなホップを利かせたアメリカンスタイル、県産のカボスやユズ、焼酎用大麦を使ったものまで個性豊かな24種類をつまみと一緒に販売する。ジャズやスカ、ラテンバンドのライブもある。

 藤井俊之委員長(45)と相原利衣子プロデューサー(48)は「原料や製法にこだわった味と香りを飲み比べるチャンス。醸造者から直接、ビール造りの思いも聞いてほしい」と話している。

 参加ブルワリーは次の通り。

 ▽Abeボンド(大分市)▽モンキーマウンテン(同)▽別府ブルワリー(別府市)▽IDAフジイブルワリー(豊後大野市)▽辛島 虚空乃蔵(宇佐市)▽くじゅう高原地ビール(竹田市)▽ゆふいんビール(由布市)

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