マカオ開催卓球ITTF男女ワールドカップ閉幕…銅メダルの張本智和・美和兄妹が表彰式に登場

 マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで7日間にわたって開催された「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ2024 プレゼンテッド・バイ・ギャラクシーエンターテインメントグループ」が閉幕した。

 大会最終日の4月21日、決勝の男女シングルス2試合が行われ、いずれも中国勢同士の対戦に。男子では馬龍(マ・ロン)、女子では孫穎莎(スン・イーシャ)がそれぞれ林高遠(リン・ガオユエン)、王曼昱(ワン・マンユ)に対して勝利を収め、金メダルに輝いた。

表彰式に臨む張本智和選手(図版:マカオ政府体育局)

 決勝戦後、表彰式が行われ、男女で4強入りした張本智和(智和企画)と張本美和(木下グループ)の兄妹が登場。銅メダルを授与された。なお、兄妹での銅メダル獲得はワールドカップ史上初、張本美和の銅メダル獲得はワールドカップ史上最年少記録。

 今大会、日本からは7選手が出場。張本兄妹のほかの結果は下記の通り。男子が戸上隼輔(井村屋グループ)=8強、松島輝空(木下グループ)=第1ステージ敗退、女子が早田ひな(日本生命)=8強、伊藤美誠(スターツ)=第1ステージ敗退、平野美宇(木下グループ)=8強。

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