ジャパネットがスター・チャンネルを買収

by 山崎健太郎

ジャパネットホールディングスで放送事業を行なっているジャパネットブロードキャスティングは20日、スター・チャンネルの全株式を取得すると発表。保有する東北新社と株式譲渡契約を締結した。株式譲渡効力発生日は6月1日の予定。

スター・チャンネルはハリウッド映画からクラシック映画、日本未公開作品などを放送する、日本初の映画専門有料チャンネル。

一方のジャパネットブロードキャスティングはBSにおいて、無料放送のBSJapanextを2022年3月27日に開局。今年で3年目を迎え、「パネルクイズ アタック25 Next」の復活やゴルフの「PGAツアー」中継、旅番組などを放送している。

今回の株式取得についてジャパネットブロードキャスティングは、「無料衛星放送と有料衛星放送の2チャンネル運営を通じてシナジーを生み出し、これまで以上に視聴者の皆様がワクワクするような放送局を目指す」としている。

既報の通り、映画・海外ドラマ専門チャンネルの「スターチャンネル」は、2024年5月末をもって「スターチャンネル2」「スターチャンネル3」を終了し、スターチャンネル2と同内容を放送していたスカパー! 4K放送「スターチャンネル4K(CS881)」も、3月末で放送終了。

6月1日からは現在の「スターチャンネル1」を新生「スターチャンネル」としてリニューアル。月額視聴料は現在の2,530円から、1,980円に変更となる。

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