Webサイトの表示まで「5秒」でストレスを感じる人が約4割 表示を諦めるまでの時間は?

Webサイトの表示が遅い場合、どのくらいの時間でストレスを感じますか? ※画像はイメージです(polkadot/stock.adobe.com)

みなさんは、インターネットでのWebサイトの表示が遅い場合、どのくらいの時間でストレスを感じますか。ビッグローブ株式会社(東京都品川区)が運営するインターネットサービスプロバイダー『BIGLOBE』が実施した「インターネット利用」に関する調査によると、4割近くの人が「5秒未満」と回答しました。また、Webサイトが表示されなかった場合に、諦めるまでの時間については、「10秒待っても表示されない場合に諦める」人が4割弱いることも分かったそうです。

調査は、全国の20~60代の男女1000人を対象として、2024年2月にインターネットで実施されました。

Webサイトの表示が遅く、ストレスを感じる時間(提供画像)

はじめに、「Webサイトの表示が遅く、ストレスを感じる時間」を聞いたところ、全体の37.4%が「5秒未満」と回答しました。また、「1秒未満(即つながらないとストレスに感じる)」と回答した人の割合は、20代と30代(いずれも7.5%)が一番高くなりました。

「1秒未満」と「1~3秒未満」をあわせた割合でみると、30代(25.0%)が最も多く、次いで20代(24.5%)となりました。反対に最も少なかったのは60代(10.5%)で、若い年代ほど短い時間でもストレスに感じることがうかがえる結果となりました。

Webサイトが表示されなかった場合に、(ブラウザバックなどで諦めるまでの)我慢する時間(提供画像)

続けて、「Webサイトが表示されなかった場合に、(ブラウザバックなどで諦めるまでの)我慢する時間」を聞いたところ、20代、30代では「1秒未満」(いずれも5.5%)、「1~3秒未満」でも20代が11.5%、30代は11.0%となり、全体では「10秒待っても表示されない場合は諦める」人が37.1%に上ることも分かりました。

YouTubeで30分以上の新しい動画を見続けるかどうかを判断するまでの時間(提供画像)

最後に、「YouTubeで30分以上の動画を見る」と回答した811人に、「YouTubeで30分以上の新しい動画を見続けるかどうかを判断するまでの時間」を聞いたところ、「開始後1分まで」(77.5%)と回答した人は8割近くとなりました。また、「開始から10秒以内で判断する」と回答した人は23.9%みられたそうです。

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