【ガーデニング】定番花ではないけれど「存在感は主役級」この春ガーデンにお迎えしたい多年草・一年草4選

思わず誰かにシェアしたくなる<春の庭を彩る、フォトジェニックな花>

皆さん、この春はお花見に行きましたか? 桜が散ってしまって淋しい想いをしている人もいるかもしれませんが、たくさんの花々が誇らしげに咲く季節がやってきました。

春を彩る主役級の花は桜のほかにもたくさん。お庭やプランターなどで簡単に育てられるのにかわいらしい姿で目を引く花々で、お家のまわりを明るく彩ってみませんか。

今回は、咲きほこる姿に思わず笑みがこぼれてしまうような、かわいらしい花々を参考価格とともにご紹介します。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事で紹介する「この春ガーデンにお迎えしたいフォトジェニックな花」

【写真1枚目/全5枚】こんなにフォトジェニック!切り花でも楽しめる「ハナビシソウ」他、2枚目以降でも紹介します「思わず誰かにシェアしたくなる主役級にカワイイ花」
  • アスチルベ
  • キンギョソウ
  • ハナビシソウ
  • オステオスペルマム

サクラやチューリップのような定番花ではないけれど、お庭やベランダで主役級の存在感を放つ花たちを4つセレクトして次でご紹介していきます。お気に入りを見つけて、春ガーデンにお迎えしませんか?

定番花ではないけれど「存在感は主役級」この春ガーデンにお迎えしたい多年草・一年草4選

ふんわりうっとり夢見心地になれる「アスチルベ」

ふんわり感あふれる花穂を見ていると優しい気持ちになれそうな「アスチルベ」

アスチルベ

  • 学名:Astilbe
  • 科名・属名:ユキノシタ科チダケサシ属
  • 開花期:5~7月ごろ

パステルカラーのふわふわとした花穂が春っぽいアスチルベ。ピンクやホワイト、紫、さらに淡いブルーなどの花色を見ているとうっとりした気分に。

この先、梅雨シーズンに入って雨に当たっても花が傷むことなくキレイに咲き、初夏までお庭に彩りを添えてくれます。

日の光にもきれいに映えますが、雨上がりの雫をたたえた姿も雰囲気があって絵になります。

高温と乾燥に弱いので、半日陰が向いています。特に鉢植えにすると乾きやすいので水切れに注意し、夏の間は日陰で育てたほうがよいでしょう。

※参考価格:400~700円

ひらひら風にそよぐ花々がアクアリウムみたい!「キンギョソウ」

ひらひらと風にそよぐ姿がキュートな「キンギョソウ」

キンギョソウ

  • 学名:Antirrhinum majus
  • 科名・属名:オオバコ科キンギョソウ属
  • 開花期:4~6月ごろがメイン

赤や黄色、ピンクに白、鮮やかでカラフルなキンギョソウ。たくさんの花をつけるので植えるとにぎやかな雰囲気になり、さらに香りも楽しむことができます。

ひらひらと風にそよぐ花は、名前のとおり金魚が優雅に泳いでいるようでとってもキュート。いっぽう、花をつけた後の種はドクロに似ているといわれています。ちょっぴり不気味な気もしますが、種ができたらそれも誰かに見せたくなってしまうかも。

たくさんの品種があり、環境をととのえればほぼ周年咲かせることができます。成長、開花が早く、種から簡単に育てられるのも嬉しいポイントです。

※参考価格:100~500円(3号ポット苗)

太陽の光を浴びてキラキラ輝く「ハナビシソウ」

ハナビシソウ

太陽の光を浴びて輝く「ハナビシソウ」
  • 学名:Eschscholzia californica
  • 科名・属名:ケシ科 ハナビシソウ属
  • 開花期:4月~6月ごろ

ビビッドなオレンジ色が華やかなハナビシソウ。陽射しを浴びて一面に咲く様子を、スペインのとある探検家は「黄金の大地」と称したそうです。そのエピソードも納得、満開になると地面を覆って絨毯のように咲く姿は圧巻です。

見る人の心をポジティブにするオーラを持つだけでなく、花言葉も「富」「栄光」「希望」とスペシャル。毎日かわいがって育てたらイイことがありそうですね。

砂地のようなやせ地でも育つほど丈夫で、初心者にも育てやすい草花です。乾燥を好むので、花壇の場合は水やりはほとんど必要ありません。鉢植えは、いつも湿っていると根腐れしやすくなるので注意しましょう。

※参考価格:200~500円(3号ポット苗)

バラエティ豊富な色や形に大注目!「オステオスペルマム」

鮮やかなマルチカラーも楽しめる「オステオスペルマム」

オステオスペルマム

  • 学名:Osteospermum
  • 科名・属名:キク科オステオスペルマム属
  • 開花期:1月~5月ごろ、9月~11月ごろ

たくさんの園芸品種があり、多彩な色や形が揃っているオステオスペルマム。花色変化が楽しめる品種もあり、一株で複数のカラーを楽しむことができます。

株を埋めるように花ひらくので寄せ植えにするとボリューミーになります。最近では天気の悪い日や夜でも花が閉じにくい品種が増え、いつでも私たちの目を楽しませてくれるようになりました。

開花期が長く、美しく、育てやすいという三拍子揃った優等生。開花期にどんどん咲かせるために、花がら摘みはマメに行いましょう。基本的に日の当たる場所で管理し、高温多湿には注意してください。

※参考価格:500円前後(3号ポット苗)

思わず誰かにシェアしたくなる<春の庭を彩る、フォトジェニックな花>

今回は、お天気のいい日に美しく咲きほこる姿はもちろん、曇り空の日でも明るく映える、存在感バツグンの花々をご紹介しました。

毎日ながめていると、花ひらく前の蕾、咲き初めたばかりの清らかな花弁、朝露をたたえた葉など、その瞬間の美しさを切り取りたいと思うことがたびたびあるはず。

そんなときは写真を撮って「自慢の一枚」をSNSなどに投稿してみても楽しいですね!

思わず誰かに知らせたくなるフォトジェニックな花、お庭やベランダにお迎えしてみませんか?

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