入学シーズンの中、若い世代の性暴力被害を防ごうと、千葉県成田市では、4月22日に警察と学生によるキャンペーンが行われました。
4月は進学など生活環境の変化に伴い、若者が性暴力の被害に遭うリスクが高まることから「若年層の性暴力被害予防月間」とされています。
22日、京成線公津の杜駅前で行われたキャンペーンには、大学生のボランティア15人余りが参加し、警察官と一緒に駅利用者などに性暴力被害の予防を呼びかけるチラシや啓発グッズを配りました。
警察ではこうした活動によって被害を抑えるとともに、「被害者は悪くない」という認識を社会に普及させたいとしています。
ボランティアに参加した学生はー
「電車通学の友達に配った。個人的に(性被害は)電車など公共の場で起きることが多いのかなと思ったので」
「『性暴力』という普段聞き慣れない言葉、受けたとしても発しにくいものに対して、このようなキャッチーな感じのイベントがあるとみんなに広げられると思いました」