「会話ができないほどだね」50年ぶりの轟の滝 にっこり記念撮影 沖縄・名護市

滝の前で記念撮影するフラダンスグループ「プナヘル」のメンバー=8日、名護市数久田の「轟の滝公園」

 連日の雨で水量が増している名護市数久田区の名勝「轟の滝」。2018年に公園として整備されて以降、訪れる県内のグループやカップル、観光客も多い。

 8日には西原町棚原区のフラダンスグループ「プナヘル」の10人がやってきた。公園や滝を見て「きれいになっている」「うわー、すごい」「会話ができないほどだね」とにぎやか。グループリーダーの具志堅美理子さん(71)は「今日は視察研修で来た。50年ぶりに轟の滝に来た人ばかり」と笑顔で話した。

 メンバーの大屋園子さん(75)は同市立羽地小に通い、その後、宜野湾市立嘉数中に転校して現在は西原町に住む。「小6の時に修学旅行で来たことがある。かなり久しぶりに来たら周辺がとてもきれいになっていて驚いた。滝の様子は当時と一緒」と懐かしそうに話していた。(玉城学通信員)

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