4月22日は、よい夫婦の日!マーベルシリーズ《愛の物語》5選

破格のメガヒット超大作によってエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。アベンジャーズらヒーローを描いてきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、映画・ドラマシリーズを問わず創造されており、そのあらゆる作品がDisney+(ディズニープラス)にて配信中。

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーといったヒーローたちによる壮大なアクションや彼らが敵へと挑むまでの人間ドラマなどが世界中を熱狂させ続けているマーベル作品だが、本日4月22日(月)、「よ(4)い夫婦(22)」=“よい夫婦の日”にちなんで、ヒーロー活動をあらゆる面で支え続けてきたパートナーとの強い絆が垣間見えるエピソードを紹介する。

マーベルシリーズ《愛の物語》

トニー・スターク/アイアンマン&ペッパー・ポッツ

【『アイアンマン』シリーズ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』】

天才的な頭脳を持つ実業家であり、自ら開発した最新鋭のパワードスーツを装着し“アイアンマン”として闘うトニー・スタークと、スタークの元秘書で、仕事ぶりが買われ彼から経営者の座を託されたペッパー・ポッツ。二人の結婚生活が描かれたのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』。スタークは、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で最凶ヴィラン・サノスに敗北したことをきっかけに、ヒーロー活動はほぼ引退状態に。

愛するペッパーと長女のモーガンとともに隠遁生活を送っていた。スタークがペッパーに「(モーガンに)3000 回愛してると言われたよ」と嬉しそうに話したりと、愛に満ちた家族団らんの微笑ましいシーンが映し出されていく。

しかしスタークは、サノスの“指パッチン”で宇宙の半分の生命が消え、助けられなかった仲間への責任を感じ続けていた。そんな中、その悲劇を覆せるかもしれないという可能性が生じ、目の前の幸せな生活を守りたい気持ちと仲間への思いで葛藤するスターク。そんな彼に向けて、自身の不安な気持ちを抑え、彼の背中を押したペッパー。行動や選択の随所で、互いに思いやりを見せ、築き上げた信頼関係や愛情が感じられる。

スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ&ぺギー・カーター

【『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エンドゲーム』など】

戦時中の極秘実験により、小柄で病弱な肉体から大柄で強靭な肉体へと変貌したスティーブ・ロジャースと、スティーブの同僚のペギー・カーター。徐々に互いに惹かれていった二人だったが、スティーブは戦いの事故で氷海に墜落し、70 年近く氷の中で眠ることに…。二人は離れ離れになってしまい、想いが実を結ぶことはなかった。

その後、現代に復活したスティーブはアベンジャーズとして全宇宙の平和を守るために幾多の戦いに身を投じていくが、常に心にはペギーの存在が。「エンドゲーム」でサノスとの戦いが集結し、最後の任務を遂行するために過去へタイムトラベルしたスティーブは、任務を終えたのち、残りの人生を愛するペギーと過ごすことを選択。再び現代に現れた彼は何十歳も年を重ねており、帰りを待っていた盟友ファルコンからの「ペギーとはどうだった?」という質問に、「それは胸にしまっておこう」と微笑みながら返すも、左指には指輪が光っていた…。

クリント・バートン/ホークアイ&ローラ

【『ホークアイ』など】

スーパーパワーこそ持たないが神級の弓技を武器に数々の戦いに挑んできたバートンと、バートンの元同僚でエージェントとして活動していたローラ。長男のクーパー、長女のライラ、次男のネイトを育てる3児の親であり、何十年も良好な関係を築いている。

ドラマシリーズ『ホークアイ』では、家族で過ごすクリスマスまであと1 週間というタイミングで、バートンが旅行先のNYで思わぬ事件に巻き込まれてしまう。仕方なく解決へと動き出すも、離れている間はローラとの連絡を欠かさず、“クリスマス当日は家族と過ごしたい”という思いで、必死に事件と向き合うバートンの姿は愛妻家そのもの。

ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ&ヴィジョン

【『ワンダヴィジョン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など】

人体実験により、テレパシーをはじめとする超能力を操るワンダ・マキシモフと、超人的なパワーを兼ね備えた最強の人造人間ヴィジョン。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、ヴィジョンが自らの能力の制御に悩むワンダを気にかけ、食べ物を口にしたことがないにも関わらず料理を作ってあげようと奮闘する他、優しい言葉で励まし、ワンダを支えようとする。

徐々に距離を縮め、愛し合う関係となった二人。ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』では、長い恋愛の末に結婚した2人の微笑ましいほどに幸せな新婚生活が描かれるが、それは“まやかし”で……?

≪番外編≫トム・ヒドルストン&ゾウイ・アシュトン

マーベル俳優同士が人生のパートナーに!

作品の外で生まれた“愛の物語”も。ソーの弟であり、嘘を愛する“裏切り王子”のロキを演じる“トムヒ”ことトム・ヒドルストンと、『マーベルズ』でキャプテン・マーベルに恨みを持つヴィランのダー・ベンを演じたゾウイ・アシュトン。2人は2022年に婚約を発表し、その後、第1子を出産。マーベル俳優同士の最強カップルが誕生した。

ゾウイはマーベル作品に出演するにあたり、10年以上シリーズに関わっている“先輩”のトムから、「マーベル映画に注いだものは、返ってくる」とアドバイスをもらい、彼の言葉で力づけられたことを明かしている。

マーベルの愛の物語をGW中に!

幾度も地球の危機を救って来たヒーローたちの活躍を描くだけでなく、ヒーローたちの生い立ちや苦悩、仲間との楽しい思い出など人間ドラマも描いてきたマーベルシリーズ。その中で、共に支え合うパートナーとの絆を描いた愛の物語は、微笑ましく、涙を誘うこともあった。大型連休となるGWの機会に、マーベル作品の数々を覗き、ほっこりとした気持ちになってみてはいかがだろうか。

(海外ドラマNAVI)

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