【カープ】右肘手術の小林、実戦復帰へ着々 ブルペン投球再開「順調にきている」

ブルペン投球を再開した小林

 右肘手術からの復帰を目指す小林が、実戦マウンドへの階段を着々と上っている。4月に入り、ブルペン投球を再開。「柔軟性を常に意識して再発しないように。順調にきている」と現状を語る。

 昨年12月に手術を受けた右肘は、2022年に疲労骨折をした経験がある。だから細心のケアを怠らない。投球時は、肘への負担や腕を振る速さを数値化する「パルススロー」を巻いて練習。「頭で考え、どう体を動かすか。負担をかけないフォームを再現していきたい」とストレッチにも入念に取り組む。

 今後はシート打撃での登板を経て、5月中をめどに実戦復帰を目指す。「故障前よりレベルアップした状態になれるように。復帰1試合目の印象が大事だと思っている。まずはそこに向けて準備をしていきたい」と一歩ずつ歩みを進める。

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