八戸駅で「不審物」騒ぎ 利用者から驚きの声 警察の鑑識や爆発物処理班が出動 現場付近一時通行規制

22日朝、八戸駅東口の駅舎のコインロッカーから不審物が発見されました。現場は一時騒然としましたが、爆発物ではないことが確認されました。

【高橋芳樹記者】
「JR八戸駅です。不審物は、こちらのエスカレーターを降りた、2階部分のロッカーで見つかったようです」

警察などによりますと、22日午前8時半ごろ、JR八戸駅東口の駅舎の2階にあるコインロッカーから、JRの関係職員が不審物を発見し、警察に通報しました。

不審物は、大きさの四方が50センチから60センチの箱型で、中身の見えない黒色のビニール袋に包まれていました。

ロッカーに鍵は掛かっていませんでした。

駅の利用者が東側に行くには、駅西口から車や徒歩で迂回することを余儀なくされ、現場は一時、混乱が生じました。

【利用客】
「何か、あったのですか?どうしようと思って。何かあったのですか?」

(Q.何か不審物が見つかったみたいで)「え?え?」

【利用客】
「きょうはこれから、あそこからバスに乗って、八食センターに行く予定なんですけど。」
「いや~ビックリですね」
「怖いね、今、日本はね」

警察は、不審物の撤去に向けて、鑑識や機動隊の爆発物処理班などを現場に向かわせました。

八戸駅東口周辺は、規制線が敷かれ通行止めとなっていましたが、爆発物ではないことが確認され、午後4時前に解除されました。列車の運行は平常通り行われています。

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