弘前公園の桜守おすすめ! 見頃の「花筏(はないかだ)」と「弘前城天守と八重紅枝垂(やえべにしだれ)」

桜守がおすすめする桜のある7つの風景「弘前桜七景」。一つ一つ花を咲かせ、観光客を楽しませています。「花筏(はないかだ)」と「弘前城天守と八重紅枝垂」の見所を、桜守に教えてもらいました。

【弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子さん】
「花筏は、風の影響などを受けて様々に形を変化しながら少しずつ広がっていきます」
「まだ木の上にはたくさん花が残っていますので、花筏と木の上の桜で、まるで桜の万華鏡のような情景を今楽しめると思います」

東門近くの外堀では、花びらが水の流れにしたがってゆらりゆらりと漂っていきます。そのときどきによって一期一会の姿となり、見た人に感動を与えます。

今となっては、弘前公園の代名詞的な存在「花筏」の見頃は、今週いっぱい楽しめそうです。

22日にちょうど満開になったのは、八重紅枝垂。園内には170本あり、ソメイヨシノに次ぐ本数を誇っています。

その中で桜守が推すのは、本丸にある「弘前城天守と八重紅枝垂」が一体となって見える姿です。

【弘前市公園緑地課 桜守橋場真紀子さん】
「八重紅枝垂は、ソメイヨシノに比べて少しピンク色が濃い品種ですので、天守の白壁により映えて、たいへん美しく見ていただけると思います」

本丸の八重紅枝垂は、天守を囲むように植えられていて、天守を一層際立たせる印象を与えます。八重紅枝垂は、満開が1週間続くことから、しばらく見頃が楽しめるということです。

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