【モンテディオ山形】見事な崩しから2ゴール・みちのくダービーの完敗を払拭する勝利 ホームで3連勝

サッカーJ2・モンテディオ山形は、20日、ホームで愛媛と対戦した。流れるようなパスワークから見事なゴール。2対1で勝った山形はホームでは3連勝。

前節、山形は仙台とのみちのくダービーに完敗したが、20日はその嫌な空気を払拭する「見事な崩し」を展開する。
前半23分、サイドバックの吉田が積極的に仕掛ける。

吉田は21日が24歳の誕生日。「誕生日まではゴールにつながる決定的な仕事をしたい」と話していた吉田が有言実行で先制点を演出! イサカは今シーズン3ゴール目。
さらに山形は29分、西村のロングボールから氣田が右サイドに展開しイサカが切り込む。最後はオフサイドをとられたが愛媛ゴールに迫る。

前半を1点リードで折り返した山形は、後半21分、両ウイングに杉山と坂本を投入。するとその直後、杉山がファーストタッチから中盤で粘ると、まさに流れるようなパスワーク。
杉山を起点に合わせて5人の選手が絡み、完璧な崩しを見せた。杉山の移籍後初ゴールで山形が追加点を挙げた。

アディショナルタイムにパスミスから1点を返されたが、2対1で勝利。山形はホームでは3連勝で、順位は9位に浮上。

(MF42・イサカゼイン選手)
「吉田選手が仕掛けをしてくれて、抜いてくれると思ったし、合わせるだけのいいボールをくれたので感謝したい」

(MF37・杉山直宏選手)
「前を向けたらどんどん仕掛けようと思っていたので、そこでコンビネーションでしっかりゴールまで行けてよかった。次の試合、連勝をとることで大きく乗れると思うので、しっかり連勝していきたい」

次節は4月28日 アウェーで18位の徳島と対戦。今シーズン2度目の連勝に期待したい。

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