【圧倒的アウェーのなか…J2いわきFCが大分トリニータに勝利】2対0で8位に浮上

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サッカー明治安田リーグJ2いわきFCは、ここ2試合J1経験のある横浜FC、清水エスパルスと対戦し、互角の戦いを見せました。

今回は、アウェー・大分に乗り込み、勝利をつかめたのでしょうか。

J2いわきFCは、約1000キロ離れたアウェーで大分トリニータと対戦。

観客8748人のうち、クラブによりますといわきサポーターは約60人。

座席に並べられたいわきのマスコットキャラクター、ハーマー&ドリーの手も借りたいほどの圧倒的なアウェーのなかで戦いました。

これまでの成績は3勝3敗4分と勝敗数が同じだけに青の大分には、なんとしてでも勝ちたいいわき。

前半、終始いわきがボールを持ちますが0-0で折り返します。

エンドが変わった後半12分。

攻撃の起点、近藤慶一が投入されます。

その直後でした。

フリーキックのチャンスは正確なキックが持ち味の大迫。

こぼれ球を近藤が決め、いわきが先制点を奪います。

近藤は今季3点目です。

さらに後半29分、尚志高校出身の五十嵐のクロスに…頭で合わせたのは2023年のJ3のベストイレブン、照山。

ダメ押しの追加点でいわきが大分を突き放します。

■今季4点目の照山颯人選手

「連敗するチームは上には行けないと思いますし、必ず勝っていわきに勝ち点3を持って帰ろうと臨んだ結果」

このまま2-0で、いわきは3試合ぶりの勝利をつかみ、声援を送ったサポーターと勝ち点3の喜びを分かち合いました。

順位は11位から3つあげて8位に浮上しています。

■いわきFC 田村 雄三 監督

「今まで横浜FC戦から含めて、自分たちのサッカーができている中で中々勝ち点3がとれなかった所で選手の自信にもなるだろうし」

次節【明治安田J2リーグ第12節】いわきFC対(8位)対 栃木SC(17位)は、4月28日(日)午後2時からカンセキスタジアムとちぎでキックオフです。

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