「ここでの4年間はとても良かった」チェルシー退団示唆のチアゴ・シウバ…古巣フルミネンセが復帰熱望、欧州残留も選択肢に

[写真:Getty Images]

ブラジル代表DFチアゴ・シウバ(39) のチェルシー退団が現実味を帯びてきている。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じた。

9月には40代に突入する大ベテランながら、今なおヨーロッパの最前線で活躍するチアゴ・シウバ。しかし、チェルシーとの契約満了が6月に迫っており、今夏の去就が注目されている。

そんな中、チアゴ・シウバは0-1で敗れた20日のFAカップ準決勝マンチェスター・シティ戦後に自らの将来についてコメント。涙を見せると共に「今は何も言いたくない。結果については悲しい」と試合を振り返ったが、「今後数日でわかる」と退団もほのめかしていた。

「僕の中では決めていることがある。でも、今はそれを話す時ではない」

「ここでの4年間はとても良かった。自分に自信がなかったわけではないが、僕の年齢とこのリーグの激しさを考えれば… 39歳でこれだけ高いレベルにある選手は珍しい」

「自分のことを話すのは好きではないが、これはわかってほしい。今日は延長戦に入ってもプレーする準備ができていた! まだ何年かはサッカーを楽しみ続けることができると思う」

まだまだ現役続行予定の鉄人DFに対しては、かねてから関心が噂されている古巣のフルミネンセが熱視線を送っているとのこと。一方、チアゴ・シウバ本人はプレミアリーグ残留か、他のヨーロッパのクラブで戦うことにも前向きのようだ。

また、家族の存在も当然去就に影響し、息子のイアゴくんとイサゴくんは現在チェルシーアカデミーでのプレーを楽しんでいるとのこと。いずれ現役引退を決断する際は、ロンドンかパリを一家の永住地として選ぶ可能性が高いと見られている。

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