2021年の東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストで鳥取県米子市出身の入江聖奈さん(23)が21日、スマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモンGO」の鳥取県公式観光ルートをPRする「楽しみ大使」に任命され、鳥取市の鳥取砂丘でゲームを体験した。
カエル好きで知られる入江さんはポケモンも大好きで、ポケモンGOを愛用しているという。タブレット端末を手に平井伸治知事とともにルートの一部を巡り、約10分間でポケモンキャラクター「サンド」「アローラサンド」を3体獲得。1体発見ごとに県からメダルを贈られ、3体目で金メダルを受け取った。
入江さんはアローラサンドの獲得は初めてだったそうで大喜び。「県とポケモンの大好きな私には、大使就任はとても光栄なこと。みなさんにもたくさんのルートを歩いてもらい、県の魅力を感じてほしい」と話していた。
県は株式会社ポケモンと連携協定を結んでおり、今月から同ゲーム用の「鳥取サンド巡(めぐ)ルート」を鳥取砂丘のほか白壁土蔵群(倉吉市)、大山参道(大山町)など県内10カ所に開設。キャンペーンで来年2月10日まではサンドとアローラサンドの出現率が大幅アップする。平井知事は「サンドに会うため2度サンド訪れていただきたい」とPRしている。