未就学児を棒でたたき全治10日のけがを負わせた疑い 傷害容疑で20代の男を逮捕 放置した疑いで同居の20代の女も逮捕

 沖縄県警うるま署は22日までに、未就学男児に暴行を加えたとして、とび職の20代の男=うるま市=を傷害の疑いで逮捕した。当時交際関係にあり、同居していた飲食店従業員の20代の女=沖縄市=も傷害ほう助の疑いで逮捕した。署は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

 男は1月13日、うるま市内のアパートで男児に棒のようなものでたたくなどの暴行を加え、顔などに全治10日程度の皮下出血のけがを負わせた疑い。女は同日、暴行を認識していながら阻止することなく放置した疑いがある。

 事件後、女の親族から署に相談があり、発覚した。署は日常的な虐待行為があったかどうか調べている。

(資料写真)パトカー

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