全米女子オープン5枠目は木村彩子が獲得 入谷響は“補欠”1番手

8ホールに及ぶプレーオフの末、木村彩子が全米女子オープン出場権を得た(提供:JGA)

◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(22日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6519yd 西コース/6413yd(ともにパー72)◇出場選手117人

メジャー「全米女子オープン」(5月30日~/ペンシルベニア州ランカスターCC)の出場権を懸けた日本地区最終予選会が36ホールのストロークプレーで行われ、日没サスペンデッドのため順延となった最後の5枠目を競うプレーオフが23日(月)に決着した。

プレーオフは木村彩子とアマチュアの入谷響により行われ、トータル8ホール目でバーディを奪った木村がメジャー切符を勝ち取った。プレーオフは22日(日)に6ホールを終えたところで日没サスペンデッドが決定。再開後2ホール目での決着となった。

木村は「日付が変わって気持ちを新たにスタートすることができました」とコメント。海外での試合は昨年「AIG女子オープン(全英女子)」以来で、全米女子オープンへは初出場となる。全英女子は予選落ちだったが、「純粋に楽しくて、自分のゴルフでもある程度上に行けるんじゃないかと自信もつきました」と海外進出の意欲を強くした試合だった。

「海外の選手は飛距離が出ますが、西村優菜ちゃんや古江彩佳さんみたいに自分のゴルフを徹底して、自分のマネジメントをするゴルフをしたら、良いところまでいけると思います」とまず目標に掲げたのは予選通過。「あとは自分のゴルフでどこまでいけるか挑戦です」と意気込んだ。

22日の時点で、上位4人に入った尾関彩美悠、河本結、藤田さいき、サイ・ペイイン(台湾)がすでに出場枠を獲得。入谷は補欠1番手、補欠2番手には川崎春花が入った。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン