高崎山今年初の赤ちゃんザル「デコピン」に 大谷選手の愛犬にちなみ命名【大分県】

今年初の赤ちゃんザル「デコピン」と母ザルのアキラ=22日午後、大分市の高崎山自然動物園
今年初の赤ちゃんザル「デコピン」と母ザルのアキラ

 大分市神崎の高崎山自然動物園は22日、今年初の赤ちゃんザル(雄)が誕生したと発表した。米大リーグで活躍する大谷翔平選手の愛犬にちなんで「デコピン」と名付けた。

 同園によると、21日夕、母ザルのアキラ(15歳・B群)にしがみついて寄せ場にいるところを職員が確認した。アキラにとっては4番目の子ども。

 名前は一般公募で集まった797件から選んだ。「デコピン」が52票で最多だった。2016年から人名は対象外としているが「ショウヘイ」や「オオタニ」など大谷選手にちなんだ名前が目立ったという。

 昨年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表のパフォーマンスにちなんで「ペッパーミル」と命名し、2年連続で野球に関する名前になった。同園は「大谷選手のように人気者になってほしい」と話した。

 高崎山自然動物園では8月までの出産シーズンにB、C両群合わせて約150匹が誕生する見込み。毎年、最初に生まれた赤ちゃんザルに名前を付けている。

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