日本に住んでいると当たり前だと思っていたことが、訪日外国人から見たら実はとても価値あることだったという場合があります。日本で暮らすフランス人YouTuberオレリアン・プダさんの両親は昨年、訪日した際、大都会・東京で驚いたことがたくさんあったといいます。そこで、「ぶっちゃけ、東京に来てどうだったのか」をオレリアンさんが質問。その答えをインスタグラムアカウント（bebechan_france）で紹介し、反響を呼んでいます。
◇ ◇ ◇
「何時になってもにぎやかで、時間をつい忘れてしまう」
「南仏暮らしのフランス人夫婦、ぶっちゃけ東京来てどうだった？」というメッセージとともに、両親がその感想を語る動画を投稿したオレリアンさん。「昼夜問わず、生き生きしてるの！」とお母さんはいいます。
「でも、とても安全！ とにかく治安がとてもいいわ。何時になってもにぎやかで、時間をつい忘れてしまう。夜も治安がいいのはすごいわね」と、都会なのに秩序が保たれていることに感動したようです。
また、お父さんは「にぎやかなのに統制されて整っている」と鋭い指摘。「人や交通も絶えず、空には飛行機がたくさん！ でも、しっかり統制された心地良さがある。『にぎやか≠ごちゃごちゃ』を見せつけられた」と語っています。
首都・東京には約1400万人が暮らしており、ターミナル駅である新宿駅は毎日360万人超が利用しています。2007年には乗降客数世界一としてギネスブックにも登録されたことも。
にぎやかで最新設備も次々と誕生している東京ですが、ひとたび路地裏に入ると、昔のままの景色が残っている場所もあります。
「ひとつ路地を入れば、タイムスリップした気分にもなれる。このコンビネーションには本当に驚かされたよ」と、お父さんは整然としているだけではない、東京の魅力にも注目していました。
この投稿には4000件を超える“いいね”が。コメント欄には、「日本人としておふたりのお言葉、とてもうれしくなりました」「本当に素敵なご両親。とても素敵な言葉選びで、的確に物事についてや、その感想を伝えられるのは知的な証拠ですよね」「安全に夜も外に出られるという価値に、日本に住んでいると気がつきませんでした。世界では珍しく素晴らしいことなのだなと発見です」などの声が寄せられています。
フランスとは異なる、東京の風景を気に入ったオレリアンさんの両親。「東京の滞在は心から楽しめたよ」ととても満足したようです。
